05/06/2021
スピッツのユキ 病状報告
皆さまからユキにたくさんのご支援と応援をいただいております。
本当に感謝申し上げます。ありがとうございます。
5月26日、大学病院にて
問診、神経学的検査、
レントゲン、血液検査を行いました。
それで左半身の反応が乏しいという事がわかりました。血液検査では特には問題なしでした。
6月4日、大学病院にて
MRI、CT、髄液の検査、血液検査、尿検査を行いました。
ユキは先天的に髄膜脳瘤という右の頭蓋骨に欠損の奇形があり(右の脳と鼻のあたりの境界の骨がなく)
そこから右脳の一部が鼻の方へ本来あるべき場所よりも飛び出してしまっている状態です。
その為、正常な左の脳までも引っ張られてしまっています。
飛び出ている脳の部分は全く機能していません。
方法としては、その部分を切り取り、壁を作る手術があります。
ユキの病気は珍しいケースで欧米では安楽死を考える事も多いようです。
手術をしても発作が完全に治るわけではなく
発作が起こるたび脳へのダメージがあるので回数を減らす事が目標です。
それでもユキの左の脳はまだ頑張っているのです。
手術をしなければ左の脳も駄目になってしまうかもしれない。
ユキは、普通の子とは少し違いますが、歩けますし、小走りもできます。
しかしこちらの言うことは中々分かりませんし、尻尾を振って喜んだりする事もありません。
でも、調子がいい時は甘える仕草をみせたり、手を甘噛みしてきたり、ほっぺにチュッチュしてくれたり、嬉しい、楽しいを全身でなんとなく表現してくれます。
たまにはオモチャで遊ぶ事だってできるのです。
大学病院での検査や手術には高額な費用がかかります。
このような状況では、まだ1歳の若い子ではありますが里親さんが決まる事は難しく、皆さまからの支援だけが頼りになります。
会には他にもたくさんの老犬や病気を抱えた子がおります。
引き続き皆さまからの支援をどうかよろしくお願い致します。
スピッツユキ 医療費支援
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