福岡正信自然農園

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福岡正信自然農園

農哲学の祖・福岡正信の意思を継ぐ三代目・大樹。世界に一石を投じた正信の考え方を基に、現代社会が直面する様々な問題に対しての答えを、農を通じて再び世に問う。
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22/11/2024

ちょっと野菜のおはなし

福岡正信自然農園では、柑橘を中心に米・麦・ハーブなどの栽培のかたわら、野菜も少量だが作っている。私たちがときどき販売している野菜は、園主の母親である季枝子さんのお家芸。彼女は二代目園主の妻として嫁いでから、長年、福岡家を支えてきた影の功労者でもある。

少しばかりぶっきらぼう！？な指導のもとで育ち、季節に彩りを添える野菜は、見事に周りと共生している。そして長年丁寧に育んだ土壌は、生長をサポートしてくれる心強い存在。ひとえに、陰ひなたのない努力であると感じずにはいられない。

背比べをするかのようなさまざまな植物の合間で、ひょっこり顔をのぞかせるサツマイモ畑。自然が織りなす景色は、植物と虫との関わりあいや土中の菌が互いに共鳴した“自然のカタチ”そのもの。多様性に満ちた自然のバランスは、病気を予防し、生長を促す。

大小さまざまなサツマイモ。
一般的な流通で採用される「規格」という概念が存在しない私たちの農園にとって、サイズがバラバラで表情ゆたかな野菜たちは当たり前。

この畝はLサイズ、こっちの畝はMサイズ、のように育つわけではないのが自然の摂理。それに少しばかり理解を示すことで、農家さんのひと手間も減らすことができる。流通のエゴの結果として生み出された「規格外」は、モッタイナイ末路を辿ることになる。「無駄にしない、自然に感謝していただく」を大切にしたいですね。

今回は、少しばかり皆さまに自然のカタチをおすそわけ！
あたたかな気持ちで、不揃いなサツマイモを皆さんの食卓を彩る仲間に迎えてあげてください。

あっそういえば、いつも季枝子さんは「無理していない！？大丈夫？」と声がけをしてくれる。いつも私たちを気遣う優しさに、感謝の言葉しか見つからない。

いつもありがとう。

※福岡　季枝子さんのご紹介/ Interview with Rieko Fukuoka
https://f-masanobu.jp/?srsltid=AfmBOoozd3KMxwHmhpKCq_llDgOT-EgijoBFcWXo0bfQBPStDu_gyual

※サツマイモ　「詳しくはこちら」
https://f-masanobu.jp/product/sweetpotato/

We grow mainly citrus fruits, rice, wheat, herbs, etc., but also a small amount of vegetables. The vegetables that we sometimes sell were inherited from the owner's mother, Rieko. Under her slightly blunt guidance, the vegetables add color to the seasons coexist beautifully with their surroundings.

Sweet potatoes come in a variety of sizes and are full of expression.
For our farm no concept of "Standards" as adopted by general distribution.The laws of nature, where sweet potatoes do not grow in individual rows like L or M size, farmers can reduce their efforts. Of course, non-standard sweet potatoes produced by the ego of distribution will end up in a wasteful fate. We want to cherish the idea of "Don't waste, be grateful to nature, and receive."

#野菜 #サツマイモ #福岡季枝子 #福岡正信自然農園 #福岡正信 #農園 #わら一本の革命 #自然農法 #粘土団子 #シードボール #無農薬 #無化学肥料 #パーマカルチャー #愛媛 #自然食 #オーガニック

19/11/2024

好奇心から誕生した森林山椒。

百姓という言葉には、たくさんの仕事ができるという意味があります。
それだけ農作業するには、いろんなことに反応できる対応力・実行力が伴わなければならない。

福岡正信自然農園も、まさにその言葉を地でいく存在。
さらに現園主である福岡大樹（ひろき）さんの好奇心が農園を力強く突き動かしているのも確かです。その証拠に農園では、出荷はせずに実験的に植生を観察するためだけに植え付けているものが多数あります。その一つが、料理に香り豊かなエッセンスを与える山椒。

山椒は、発汗作用を促すことで血流を良くし、殺菌・抗菌があるといわれています。普段から多様性を大切にする考え方をもとにさまざまな植物を混植する、もしくはそのような環境を重視している当農園では、数年前から樹々や草が覆いしげる場所でテスト栽培を行ってきました。

海外では、農業と森林を掛け合わせた造語のアグロフォレストリー（フードフォレストリー）という名が知られていますが、福岡家がずっと以前から大切にする哲学がその基礎にあるとさえ感じます。

ようやく首を長くして待っていた、山椒収穫の日を迎えました。結実した実を丁寧に収穫しましたので、ぜひ皆さんにおすそわけしたいと思います。ただなんといっても、その細かい収穫作業と気が遠くなるような皮剥き作業がとても大変。

そのため数に限りがございますのでご了承ください。なお、甘みが特徴でいつも人気の味噌とご利用しやすい椎茸パウダーのセットで、ご購入いただくとお買い得です。

https://f-masanobu.jp/product/seasoning-set/

Japanese pepper

The word "farmer" means someone who can do a lot of work.
Farming requires the ability to respond to various things and the ability to execute.

Masanobu Fukuoka Natural Farm is an embodiment of this word, and the curiosity of the owner, Hiroki Fukuoka, is the driving force behind the farm. There are many things that are planted experimentally, without being shipped, just to observe the vegetation. One of them is Japanese pepper, which gives a fragrant essence to cooking.

Japanese pepper is said to improve blood flow by promoting sweating, and to have antibacterial properties. Test cultivation has been carried out in areas covered with trees and grass for several years in farm. Overseas, it is known as agroforestry (food forestry), a coined word that combines agriculture and forests, and it is no exaggeration to say that the philosophy that the Fukuoka family has long held dear is at the foundation of this.

Finally, the day of harvest has arrived. We would like to share our carefully harvested Japanese pepper with everyone.

#山椒 #香り豊か #エッセンス #農業と森林 #アグロフォレストリー #福岡正信自然農園 #福岡正信 #農園 #わら一本の革命 #自然農法 #粘土団子 #シードボール #無農薬 #無化学肥料 #パーマカルチャー #愛媛 #自然食 #オーガニック

18/11/2024

オーストリアからワイン醸造家のフランツ・シュトロマイヤー氏が来園されました。”自然”と共鳴されている姿がとても印象的で、園主が大切にする哲学とも非常に近いものがありました。国は違えど、心の対話は国境を超えると感じた一日でした。

Austrian winemaker Franz Strohmeier visited Masanobu Fukuoka Natural Farm. His way of resonating with nature was very impressive and his philosophy was very similar to the one Hiroki Fukuoka is thinking. It was a day where I felt that even though we are from different countries, heart-to-heart conversation transcends borders.

Have a wonderful journey, Franz !

#福岡正信 #わら一本の革命 #シードボール #粘土団子 #自然食 #福岡大樹 #農業 #オーガニック

15/11/2024

柑橘ペティアン・ナチュレル＆稀有な林檎＆蜜柑の果実酒の初お目見え！

お待たせしていた果実酒が、できあがりました！
柑橘ペティアン・ナチュレルのシリーズと世界初！？のオーガニック（有機）林檎に当園の蜜柑を20％使用した果実酒のご紹介。生産者だけでなく、醸造家にとっても持続的な取り組みのサスティナブルな商品です。

4年前、自然派ワインで世界的に著名な大岡弘武氏との出会いからスタートした新しい柑橘酒プロジェクト。世界でも類がない酒づくりは、豊作年の柑橘をたくさんの方に届けるには、どうすれば良いかと思案することからはじまりました。

他の果樹作物と同様、柑橘にも収穫量が多い年とそうでない年があります。そうした不安定な収穫量であっても、生産者は安定した生活を維持しなければなりません。そのため、特に収穫量が多い年に、たわわに実った作物を商品化することがその要となります。

私たちの熱意に快く承諾してくださった大岡氏には、感謝の念しかありません。ワイン（＝葡萄）が専門の彼に、柑橘のみの酒づくりへの協力を依頼したのですから。

近年では、私たち同様の柑橘酒づくりの取り組みが全国に少しずつ広がっているようです。それはとても素晴らしいことだと感じています。なぜなら、世界ではじめてといって過言でない柑橘酒の普及が、柑橘生産者や醸造家の生活を支える可能性があるからです。

そして今年は、もう一つ新しいシリーズをご紹介します。
日本全国でも数名しか栽培に成功していないオーガニック（有機）林檎と、当園の蜜柑を20％ほど合わせたシードル＆シトラスを限定発売します。

ヴァン・ナチュール・ワインの王道を歩む大岡氏の知見と経験が、見事に自然と共鳴した商品ですので、是非お試しください。もちろん、醸造アルコール・亜硫酸・糖など一切無添加です。

今回は発売記念としまして、お試しミニ・マーマレードを1個お付けします。
チーズやお料理とも相性がいいため、是非、果実酒と一緒に秋の夜長をお楽しみください。

※糖は、ラベル表記義務はありませんが、アルコール度数を上げるために添加されるケースが多いです。
※シードルは、林檎を発酵させたアルコール飲料でフランスが発祥といわれています。
※ミニ・マーマレードの種類は、お任せになりますのでご了承ください。

We are introducing the sparkling series and wines made from organic apples and 20% mandarin oranges from our farm. This is a sustainable product that is a sustainable effort not only for producers but also for brewers.

A new citrus wine project started 4 years ago when we met Hirotake Ooka, a world-renowned natural wine brewer.
We are grateful to Mr. Ooka, who readily accepted our intentions. We asked him, who specializes in wine (=grapes), to make a citrus wine made only from citrus fruits.

This year, we will introduce another new series ”a limited-edition cider and citrus that combines organic apples with 20% of our own mandarin oranges”. Of course, it contains no additives such as brewer's alcohol, sulfites, or sugar.

#果実酒 #柑橘酒 #ペティアン #自然派ワイン #シードル #シトラス #アルコール飲料 #無添加 #サスティナブル #福岡正信自然農園 #福岡正信 #農園 #わら一本の革命 #自然農法 #粘土団子 #シードボール #無農薬 #無化学肥料 #パーマカルチャー #愛媛 #自然食 #オーガニック

14/11/2024

待ちに待った柑橘シーズン到来！
皮まで安心！　化学肥料・化学農薬・除草剤不使用

私たちの自慢のオロブロンコと璃の香（リノカ）。
酸味の優しさが特徴的なオロブロンコは、外皮もお菓子作に活用できます。
穏やかな酸味が印象的な璃の香は、サラダやカクテルにご利用ください。

化学肥料・化学農薬・除草剤不使用なため、安心！
私たちの優しい味が特徴の柑橘をどうぞ召し上がってください。

「詳しくはこちら」
グレープフルーツ(オロブロンコ)：https://f-masanobu.jp/product/greengrapefruit/
璃の香（リノカ）：https://f-masanobu.jp/product/rinoka/

#グレープフルーツ #オロブロンコ #璃の香 #りのか #福岡正信自然農園 #福岡正信 #農園 #わら一本の革命 #自然農法 #粘土団子 #シードボール #無農薬 #無化学肥料 #パーマカルチャー #愛媛 #自然食 #オーガニック

12/11/2024

本来の姿

福岡正信自然農園のいとなみは、いつも穏やかでありながら、力強い旋律が聞こえてくるようだ。
限りなくシンプルを大切にするそのリズムは、俗世界にはない平静な流れ。
複雑な損得勘定と人間関係が存在する社会の雑踏とは一線を画している。

かつて福岡正信は、農業を考える上では、1,000年を一小節として考えるべきと語っていた。
それぐらい長期的な時間軸のなかで、どのように自然が変化していくかを捉えることが大切だと理解していたからだ。

彼が存命当時、夕食を家族で囲みながらの時間は、もっぱら議論の場でもあったという。
伝えたい、伝えなければならない言葉に、おのずと力が入った彼の言葉の一つ一つは、いまも福岡家の日常に引き継がれている。

遥か先を見据えながら、いまを生きる。

目先のことに捉われない視点や生き方を磨くことは、並大抵の努力ではなしえない。
そんな物語が、農園の明日を築いている。

Original appearance

The atmosphere at Fukuoka Masanobu Natural Farm is always calm, yet it seems like you can hear a powerful melody.
The rhythm, which values the utmost simplicity, has a serene flow not found in the mundane world.
It stands out from the hustle and bustle of society, where complex profit and loss calculations and human relationships exist.

Masanobu Fukuoka once said that when thinking about agriculture, one should think of 1,000 years as one period.
This is because he understood the importance of understanding how nature changes over such a long-time scale.

When he was alive, dinner time together with his family was also a time for discussion.
Each of his words, which were naturally filled with power because he wanted to convey what he had to convey, are still used in the Fukuoka family's daily lives.

Live in the present while looking far into the future.
It takes more than just ordinary effort to refine your perspective and way of life without getting caught up in the immediate.

It is stories like these that are building the farm's future.

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08/11/2024

～粘土団子とパノスさんのお話②～

二人の伝道師

「私は40年の歳月、自然と向き合ってきたが、まだまだ分からないことがある。ただ少しばかりアドバイスできるとしたら、決しておごり高ぶらず、素直に自然と向き合い、“心の種まき”をすることが大切だ」

まばゆい星屑たちに心奪われた夜。皆で食事を囲みながら、静かにそう語りかけるパノス氏。

たくさんの時間を自然と向き合うことに捧げてきた彼の言葉には、魂が宿っていた。
多くの挫折と苦悩を乗り越えながら、強い信念、前向きな志で力強く歩む横顔には、一点の曇りもなく、これまでの彼の生き様そのものがそこにあった。

正信氏のメソッドを忠実に体現しながら
パノス氏が長年の試行錯誤から生み出した彼流の「粘土団子」
種子の大きさやその地域の特性を考え
最適な方法で作り出し、生命の源である種子を荒野へ放つ

翌日、彼らが暮らす村を囲む山々に足を踏みいれた。
標高1,500ｍの環境下では、いかに人間が無力かを思い知ることができる。

極寒の中で肩を並べるパノス氏と大樹、二人の背中。

正信を心の師として仰ぎ、自然や己と向き合うパノス氏。
いつも当たり前の日常に、傍らで寄り添った祖父を想う大樹。

多くは語らない朴訥さと優しさに満ち溢れている二人の伝道師は
正信亡きあと、未来を拓く活動を通じて、静かに「無とは何か」と対峙していた。

The story of seedballs and Mr.Panos ②

While faithfully embodying Masanobu's method, Mr.Panos has created his own version of "seed balls" through years of trial and error. Taking into consideration the size of the seeds and the characteristics of the area, he creates them in the most optimal way and releases the seeds, the source of life, into the wilderness.

Mr.Panos looks up to Masanobu as his spiritual mentor and faces nature and himself.
Hiroki thinks of his grandfather who was always by his side during his everyday life.

These two missionaries, filled with kindness and simplicity who don't say much, quietly confronted the question "what is nothingness" through their activities to pave the way for the future after Masanobu's death.

#パノスさん #大樹さん #福岡正信自然農園 #福岡正信 #農園 #わら一本の革命 #自然農法 #粘土団子 #シードボール #無農薬 #無化学肥料 #パーマカルチャー #愛媛 #自然食 #オーガニック

05/11/2024

～粘土団子とパノスさんのお話①～

福岡家が大切にしている粘土団子
粘土状の土のなかに植物の種子をたくさん入れ乾燥させた団子。それを荒野や畑に放つことで、その土地に適応した種のみが根を張る。それは栽培する品目を人が選ぶのではなく、あくまでも“自然”が種子を選択することを意味している。

かつて、初代園主である福岡正信が世界を歴訪し、自ら考案したこの粘土団子で砂漠の緑化運動に尽力したことは記憶に新しい。インド・タイ・アメリカ・ギリシャ・イタリア・ソマリアなどなど。彼は熱意ある活動により、アジアの平和や発展に大きな功績を残した個人や団体に贈られるマグサイサイ賞を受賞した。

そして何より私たちが考える正信の大きな功績は、未来永劫にわたって粘土団子を世界に伝播させる上で、彼の哲学に共鳴する同志の輪を広げたことだ。

爺ちゃんの面影、そっくりだった
私たちは昨年、福岡家とともにギリシャへ向かった。目的地であるアラゴニアは、アテネから車で南西に約3時間の場所にある。山岳地帯・ギリシャ特有の空気の乾燥具合は、しばしば山火事を発生させるほど。

アラゴニアは標高700～800メートルの、80名が暮らす小さな小さな村。かつて、3,000名が暮らしていたが、いまはあちこちで空き家と高齢化が目立つ。その姿は日本が抱える田舎の過疎化と酷似していた。

旅の目的は、福岡家の哲学を実直に守りながら、ヨーロッパ全土・南米などで自然農法や粘土団子の普及に尽力した自然農法の伝道師パノス・マニキス氏に会うためだった。彼がこの辺境の地に足を踏み入れた大きな理由は、自然農法を学ぶ学校を作り、村に活気を取り戻すため。

私たちが夕刻前に到着したとき、パノス氏やその支援者の姿からは心待ちにしていた様子がうかがえた。日本を出発してからの遠路が嘘のように、私たちは疲れを忘れ、言葉少なめに彼らと仕草を交わした。そこにいた誰もが目頭を熱くしていたのが伝わった。

正信を心の師と仰ぎ、自然農法・粘土団子を世界に伝えると天に誓ったパノス。それから数十年の間、彼の旅はずっとつづく荒野へと繋がっていた。そんな彼の存在を伝え聞いていた園主の大樹は、祖父である正信、いや福岡家の思いの分身として活動していたパノス氏に、大きな信頼と期待を寄せていた。

後日談だが、「パノスの顔が、爺ちゃんにそっくりでビックリした」とつぶやく大樹の言葉に、すべて体現されていると感じたのは私だけだろうか。

つづく

The story of seedballs and Mr.Panos ①

These are balls of clay soil with many plant seeds placed inside and then dried. By releasing these into wilderness or fields, only the seeds that are adapted to the soil will take root.

Last year, we traveled to Greece with the Fukuoka family. The purpose of the trip was to meet Mr.Panos Manikis, a natural farming evangelist who has worked hard to popularize natural farming and clay balls throughout Europe and South America while faithfully adhering to the philosophy of the Fukuoka family. The main reason he set foot in this remote area was to set up a school to teach natural farming and bring vitality back to the village.

to be continued

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01/11/2024

～オレンジ・ショック！？～

こんなニュースを聞いて、心が複雑になった。
「海外からのオレンジ輸入が激減したことで、それらを使って日本国内で生産していたオレンジジュース商品が出荷停止に追い込まれている」。たしかに日本では海外産オレンジの使用が主流だが、まさか最もスタンダートなフルーツジュースともいえるオレンジジュースが陳列棚からなくなるとは誰が予想しただろう。柑橘好きにとっては、晴天の霹靂でしかない。

国産の柑橘栽培は、他の農作物と同様に減少の一途をたどっている。違う作物への転作ならまだ良いが、耕作放棄地となるのが多いのも事実。そのため前述のニュースを受けて、急に国産回帰論が噴出しても、現状を推し量ると現実的でない。

私たちの農園で栽培する柑橘は、暮らしに四季の訪れを教えてくれる食べ物の一つ。だが近年、春と秋が極端に短くなり四季がなくなりつつある。春夏秋冬それぞれに食生活・行事・伝統文化などが息づいているのに・・・。
加えて核家族化や都市部への人口流出が多くなったことで、食文化やライフスタイルも大きく変化した。そのため「正月はこたつで蜜柑」といった風景もどこか懐かしく感じる人もいるのではないだろうか。

国内で一般的に流通する柑橘ジュースは、原料である柑橘を豊作年にたくさん収穫する。それを3年間、必要に応じて搾汁し、果汁を解凍・瓶詰して商品化。ただ福岡正信自然農園では、柑橘は1年に1度しか搾汁しない。

伊予柑であれば2月、甘夏なら6月といったように、その年の旬を1瓶に閉じこめる。今年には、今年の味があることを皆さんに知って欲しいからだ。また前述した社会の変化のなかで、柑橘の存在を忘れて欲しくないという思いもある。

植え付けてから収穫までに数年を要する柑橘は、中長期な視点で計画を考える必要がある。貴重な柑橘栽培の農地を失って気づくのではなく、それまでの過程を知り理解することが私たち消費者の責任であると感じずにはいられない。なぜなら、値札では分からないストーリーが、そこにあるのだから。その物語を知ってもらえれば、１瓶に込められた思いや価値を真にわかっていただけると思う。

There is some heart-wrenching news out there.

The drastic drop in orange imports from overseas has forced domestic orange juice products to be discontinued. Domestic orange juice is mainly made with foreign citrus fruits.That are made by harvesting a lot of citrus fruits in a good harvest year, squeezing the juice as needed, thawing it, bottling it, and selling it. However, at Masanobu Fukuoka Natural Farm, citrus fruits are only squeezed once a year. We want everyone to know that each year has its own taste.

Citrus fruits take several years to grow from planting to harvest, so it is necessary to think from a medium- to long-term perspective. It is our responsibility as consumers to understand the process led up to that point. That's because there is a story to be told that cannot be conveyed by the price tag.

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29/10/2024

～ハーブ栽培という新しい挑戦～

福岡正信自然農園では、柑橘をメインにさまざまな植物を栽培している。昨年からお目見えしたホーリーバジルというハーブもその一つだ。夏場の作物としてハーブを選択した理由の一つに、異常気象による影響がある。いままで農園がある地区では、50年に1度の割合で積雪が観測されていた。ただここ数年で2回も雪の被害があり、柑橘に甚大な影響がでたのだ。

このような不測の事態は、全国各地で耳にする。酷暑で枯れてしまった、猛烈な土砂降りで畑が流された、など同じ農家として目を覆いたくなるようなニュースも飛び込んでくる。私たちの農園に、そんな窮地がやってこないとも限らない。そこで夏場のハーブ作りをスタートさせた。

ハーブは暑さに強いが、炎天下での作業は人間にとっては辛いものがある。しかし新しい作物へのチャレンジは、農園の継続性へと繋がる。そんなことを思うと一つ一つの作業にも力が入る。

滴る汗と除草作業、綿密な温度と湿度管理、丁寧な粉砕と袋詰め。

百姓とは、百の仕事ができることを意味する言葉だ。
そんな百姓道を歩む農園の人々は、はじめての慣れない作業も乗り越える力をもちあわせている。
焦らず、丁寧に、一歩ずつ。

忙しい毎日の小休止に、精神的に安定をもたらすハーブティはいかがですか？世の中にはたくさんのお茶がありますが、ぜひこの機会にお試しいただき、皆さんのお気に入りの一つになればうれしいです。

At Fukuoka Masanobu Natural Farm, they mainly grow citrus fruits, but also a variety of other plants. One of these is the herb called holy basil, which was introduced last year. One of the reasons they chose to grow herbs as a summer crop is the impact of abnormal weather. Until now, snowfall has been observed in the area where the farm is located once every 50 years. However, there have been two instances of snow damage in the past few years, which has had a major impact on the citrus fruits.

Herbs can withstand the heat, but working under the scorching sun can be hard on humans. However, taking on the challenge of growing new crops leads to the continuity of the farm. Thinking about this makes each task even more intense.

Dripping sweat and weeding, meticulous temperature and humidity control, careful crushing and packing

How about taking a break from your busy daily life and enjoying some herbal tea to bring you mental stability? There are many types of tea available in the world, so we hope you will take this opportunity to try some and make it one of your favorites.

#ハーブ #ハーブティ #トゥルーシーディ #福岡正信自然農園 #福岡正信 #農園 #わら一本の革命 #自然農法 #粘土団子 #シードボール #無農薬 #無化学肥料 #パーマカルチャー #愛媛 #自然食 #オーガニック

26/10/2024

大人気！新キャンディスが初登場！

山々や街路樹の樹々が、季節の変わり目の調べを伝えるこの時期。皆さま、どのようにお過ごしですか？

今回は、食欲の秋にピッタリ！？の新商品をご紹介。大人気のベルガモット・キャンディスに、新しい2種類が仲間入りしました。ローゼルとカラマンシー、バレンシアオレンジとホーリーバジル・ティーです。シンプルさを大切にしながら、味を整えました。

“温かい飲みものと一緒に柑橘を楽しみたいねっ！？”というスタッフの意見から誕生したキャンディス・シリーズ！第一弾では、国産では非常に珍しい無農薬・無化学肥料・無除草剤のベルガモットやバタフライピーを使用しました。希少な原材料を丁寧に有効活用する意味もあります。

日頃から多様性を大切にする農園には、まだまだ皆さまにご紹介していない植物がたくさん。それらを新シリーズとして使用することで、もっと農園のことを知って欲しいという思いがあります。

新シリーズでは、その形状と色合いが特徴的なハーブであるローゼルと栄養価が非常に高いことから奇跡の果物と称されるカラマンシー、味や香りに深みがあるバレンシアオレンジとホーリーバジル・ティーを採用。どれも個性的な側面を持ち合わせる植物を利用したキャンディスは、紅茶との相性はとても良いです。是非、午後の小休止やちょっとした手土産にいかがですか。

＜おススメの楽しみ方、いろいろ＞
□ 紅茶やホットミルクに入れてお楽しみください
□ヨーグルトやパンケーキとご一緒に
□アイスクリームにもGOOD

残った素材も大活躍！
□ローゼルは、細かく刻んでドレッシングやサラダとご一緒に
□カラマンシーは、そのまま食べるだけでなく、カクテルやモクテルとして
□バレンシアオレンジは、細かく刻んでゼリーやヨーグルトの添えとして

―来週以降の予告―
来週以降、少しずつ各種柑橘や米（ハッピーヒル）が登場予定です。都度、皆さまにお知らせいたします

The mountains and the trees lining the streets tell us the changing seasons.
How are you spending your time?

We introduce new products that are perfect for autumn, when your appetite is at its peak!
New types have been added to the popular bergamot Kandis.
These Kandis series were born from the opinion of our staff that "I want to enjoy citrus fruits with a hot drink!" In the first series, we used bergamot and butterfly pea, which are very rare in Japan and are grown without pesticides, chemical fertilizers, or herbicides.

There are still many plants that we have not introduced to you at our farm, which values diversity. We want you to know more about our farm by commercializing them.

The new Kandis use roselle, which is characterized by its shape and color, calamansi, which is called a miracle fruit because of its extremely high nutritional value, and Valencia orange, which has a deep taste and aroma. They go very well with tea. How about buying some for an afternoon break or as a small gift?

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25/10/2024

～特別号！　グリーングレープフルーツ・璃の香（りのか）レモン・ヒノヒカリ　発売～

秋の深まりとともに、期待に胸をふくらませていた新しい柑橘シーズンがやってきました。そのため今回は、特別号として皆さまにドーンと3商品をご紹介します。

人気のグリーングレープフルーツが今年もスタート！

鮮やかな緑色が、食卓や料理に華やぎを与えるグリーングレープフルーツは、酸味控えめでほんのりとした甘みが特徴です。グレープフルーツと文旦を掛け合わせてつくられたもので、一般的に“オロブロンコ”と呼ばれていますが、当園では“グリーングレープフルーツ”の名で親しんでいます。

11月ごろから収穫の時期を迎えるグリーングレープフルーツは、しだいに黄色く色づきだします。“グリーン”で味わえる期間はとても短いですが、フレッシュな味わいと香りが際立ちます。また完熟前に収穫することで、苦みが少なく、豊富な果汁と甘みが保たれるのです。

果肉を贅沢にそのまま食べるだけでなく、サラダや水菓子に調理しても。分厚い外皮は、何度か水に浸して苦みをとった後、砂糖で煮詰めお茶菓子としても楽しんでいただけます。ひと手間が必要ですが「一物全体」の精神で、余すところなくいただき、自然の恵みに感謝したいものですね。

近年では、どこの農家でも高齢化にともない、栽培する作物の種類を変えるケースが目立ちます。若かりし頃とは異なり、体力面に不安を覚える年齢になると重たい作物を避けたいもの。そのため、収穫や持ち運びの際に身体に負担がかからない品目・品種を選ぶ傾向があります。

そのような意味において、グリーングレープフルーツのように大きな実は、皆さんに人気があっても生産者にとっては身体の負担が増すこともたしか。でも農園では、本日も額に汗を光らせながら一生懸命、丁寧に栽培・収穫しています！全国の農家が抱える共通の問題について、食を通じて垣間みてもらえたらうれしいなと思います。

人気のレモンに新入生　新品種　璃の香(りのか)

毎年大人気のレモンもその一つ。レモンは寒さや病気に弱いため、栽培になにかと苦労がつきもので、いつも歯がゆい思いをしている品目。近年では市場のニーズや生産者の期待に応えるために、さまざまな品種が誕生しているのも事実。そのなかで今回ご紹介するのは、璃の香(りのか)。

グリーンレモンより少し大きめ。生長や収穫がはやく、病気にも強い側面をもちあわせている。香りは穏やかである反面、フレッシュ感が強くクセがないのが特徴です。
デトックスウォーターとしても、サラダ・魚料理に合わせてもご利用いただけます。

自ずから然る　ヒノヒカリ

ヒノヒカリは、西日本で多く栽培されている品種。日（太陽）が西日本と九州を表し、米が太陽のように光輝く様子から名づけられました。粒は厚みと丸みがあり、味・艶・香りが良いため、年間を通しておいしく味わうことができます。粘り気や香りのバランスが良く、さらに弾力もあるため、あっさりしているのが特徴です。

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24/10/2024

夕陽とうろこ雲が秋を誘う季節となりました。
農園では、少しずついろんな柑橘の収穫がスタート。
それと並行して、黄金色の稲の収穫も終盤に差し掛かりました。

これからのシーズンは、昨年の実りや酷暑の影響もあり、品目によってはとても不安定な出荷が予想されます。ただそのような状況でも、樹々が一生懸命に実らせた収穫物を丁寧に販売していきたいと思っています。

皆さまにできるだけ多くの実りをお届けするため、その都度SNSやメルマガで配信しますので、どうぞよろしくお願いいたします。

10月25日（金）20時～
お米/ヒノヒカリ
グリーングレープフルーツ
璃の香（りのか）　※限定

10月26日（土）20時～
新キャンディスシリーズ

来週以降も順次、玄米が大人気のハッピーヒル米や温州蜜柑を予定しています。
また、果物定期便（柑橘が主体で3種類程度）も新登場予定！

どうぞ楽しみにお待ちください。
また、寒暖差が激しい季節になりましたのでご自愛くださいませ。

The sunset and scaly clouds are heralding the arrival of autumn.
At the farms, the harvest of various citrus fruits has begun little by little.
At the same time, the golden rice harvest is nearing the end.

Due to the effects of last year's harvest and the extreme heat, shipments are expected to be unstable depending on the product for the coming season. However, even in such a situation, we would like to carefully sell the harvest that the trees have worked so hard to produce.

In order to deliver as many fruits as possible to you, we will be sharing them on social media and in email newsletters as they become available, so please look forward to it.

Friday, October 25th, from 8pm
Rice/Hinohikari
Green grapefruit
Rinoka (Lemon) *Limited

Saturday, October 26th, from 8pm
New Kandis Series

From next week onwards, we plan to gradually introduce brown rice, the ever-popular Happy Hill rice, and Unshu mandarin oranges.
We will also be introducing a new regular fruit delivery! (about three types, mostly citrus fruits)

Please look forward to it.
Also, please take care of yourself as we are now in a season of extreme temperature fluctuations.

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22/10/2024

～福岡家とスタッフの“旅の途中”～

お疲れさまです！

いつも元気よく迎えてくれる人たちがいる。
それは農園のことを大切に考えながら、自身の思いとも向き合うスタッフたち。

正信さんが存命だったころからいまにいたるまで、国内外問わずたくさんの学びを求める、自分探しの人たちが集う。世界を見渡しても、こんな農園はかなり稀有な存在だ。
ただ福岡家は、彼らのような農園が特別なものではあってはいけないと危機感を募らせる。
福岡家の思いに触れることを望んだ人々が日々、農園の扉をノックする。

夏秋冬、季節の農作業を通じて技術の習得だけでなく、思いのキャッチボールを行う。もちろん多種多様な人間が集まると一筋縄でいかないこともあるのも事実。でも、それでいいんじゃない！？と思う。なぜなら、それこそが自然なことだから。

福岡正信自然農園での手伝いだけでなく、近隣に自身の田んぼや畑をもち汗を流す人もいる。自分の歩幅を大切に、学びを実践する姿は、まぶしい。人間、少しばかり多くを求めても、最初の一歩が大事だから。

かつて、正信さんは伝えたいメッセージを表現するために、たくさんの書籍を著した。そしていまは園主の大樹（ひろき）さんが伝道師となり、その言葉を紡いでいる。
私たちの人生は、決して平坦な路（みち）ばかりではない。弱く崩れ落ちそうな心模様になることもあるだろう。そんな時に、自然な生き方、自然なリズム、そして自然とは！？を考えたいと思う。

農園では日々の喜怒哀楽と接しながら、福岡家とスタッフは同じ歩幅でいまと向き合っている。夢・希望・切なさも一緒に抱いて、人生の答え探しをしている旅の同志として。

“Hi! How are you?”

There are people who always welcome visitors.
They are the staff who care about the farm and face their own thoughts.

People from Japan and abroad who want to learn a lot have gathered here from the time Masanobu was alive until now. Looking around the world, such farms are quite rare.
However, the Fukuoka family believes that it should not be something special.
Through seasonal farm work, they not only learn technical aspects but also exchange thoughts.

In the past, Masanobu wrote many books to express the messages he wanted to convey. Now, the owner of the farm, Hiroki, has become a preacher, weaving his words.
Our lives, there are times we feel weak and ready to collapse. We want to think about what a natural way of life, natural rhythms, and nature are at that time!

The Fukuoka family and staff are facing the present of the farm at the same pace, with many joys, sorrows, and happiness. They are comrades on the journey searching for life's answers, embracing dreams, hopes, and sorrows together.

#福岡正信自然農園 #福岡正信 #農園 #わら一本の革命 #自然農法 #粘土団子 #シードボール #無農薬 #無化学肥料 #パーマカルチャー #愛媛 #自然食 #オーガニック

18/10/2024

新米（令和6年産）　“自ずから然る”　あきたこまち　発売！

皆さまからたくさんのお問い合わせを頂戴していた新米のご準備ができました。
例年にも増して暑い夏にも、すくすくと生長を続けながら実った米。

全国どこの農家も今年の灼熱の陽射しには、かなりご苦労されたことでしょう。
そんな姿に私たちは、ただただ頭が下がる思いです。一粒の米には、自然と対峙しながらひた向きな努力が垣間見えるのですから。

福岡正信自然農園でも、長期間の栽培日数を要する米には、とても神経をとがらせているといいます。決して、吸い込まれそうな真っ青な大空ばかりでなく、すべてを洗い流すような雨の日だってあります。晴耕雨読とはいかないのが、農家のさだめ。

夕焼けに染まる秋のうろこ雲は、それまでの慌ただしい日々を嘘のように包み込んでくれます。

今週末から急激に気温が下がるようです。

季節の変わり目ですので、どうぞご自愛ください。

New rice (2024 harvest) "Naturally" Akita Komachi now on sale!

We are now ready for the new rice selling that we have received many inquiries about.
Even in the hotter summer than usual, the rice continued to grow and ripen.

Farmers all over the country must have had a hard time with the scorching sun this year.
We can only say thank you for their efforts. In every grain of rice, you can see the effort that goes into facing nature.

Even at Fukuoka Masanobu Natural Farm, they are very sensitive about the rice that requires a long period of cultivation. There is not always the clear blue sky that draws you in, but also the rainy days that wash everything away. It is the farmers’ destiny to work in the sun and read in the rain.

It seems that the temperature will drop rapidly this weekend.

Please take care of yourself as the seasons are changing.

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17/10/2024

～銀座和光さまでのPOP-UPのご案内～

来る１0月19日（土曜日）に、銀座和光さまのご協力で試飲・試食会を開催いたします。
今年は特に、天候に恵まれたことで柑橘が豊作だったため、たくさんの種類のジュースができました。一年にたった一度しか搾汁しない福岡正信自然農園のジュースは、少しでも多くの方にその年の柑橘の表情を楽しんで欲しいという園主の想いが込められています。

いつも「柑橘を丸ごと食べているみたい！」という驚きのお声をいただくことがとても多い私たちのジュースは、香りや苦みなど複雑味に富んでいるのが特徴。

今回は、そんなジュース2種類と手仕事で製造した私たち自慢のマーマレードをご用意。店頭販売ですので送料も掛かりませんので、この機会に是非ご訪問していただけますと幸いです。

《試飲・試食の予定商品》
伊予柑ジュース：適度な酸味と苦味で飲みやすい種類
美生柑ジュース：他にはない個性的な酸味と苦みで人気
甘夏マーマレード・フレッシュ：世界マーマレードアワードで満点を獲得した自信作
ライムマーマレード：カクテルにピッタリの大人ためのマーマレード

－株式会社和光－
時間　13：00～15：00/15：30～17：30 　※この時間に、スタッフが対応します。
場所　東京都中央区銀座４丁目４−８和光アネックス

～Information on POP-UP at Ginza Wako～

With the cooperation of Ginza Wako, we will be holding a tasting event on Saturday, October 19th.
This year in particular, the weather was good and we had a good harvest of citrus fruits, so we were able to produce a wide variety of juices. Fukuoka Masanobu Natural Farm squeezes juice just once a year, and the owner's wish is to allow as many people as possible to enjoy the flavors of the citrus fruits of the year.

We often hear surprised customers say, "It's like eating a whole citrus fruit!" Our juices are characterized by their complex flavors, including aroma and bitterness.

This time, we have two types of juice and our proud handmade marmalade available. Since it is sold in store, there is no shipping fee, so we hope you will take this opportunity to visit us.

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15/10/2024

人気のレモンに新入生　新品種　璃の香(りのか)

夜温が少しずつ下がり、虫の音色が秋の風情を演出する今日この頃。
農園ではこの時期、大忙しの稲刈りと並行して少しずつ柑橘の収穫がはじまっている。

毎年大人気のレモンもその一つだ。レモンは寒さや病気に弱いため、栽培になにかと苦労がつきもので、いつも歯がゆい思いをしている品目の一つ。

近年では市場のニーズや生産者の期待に応えるために、さまざまな品種が誕生しているのも事実。そのなかで今回ご紹介するのは、璃の香(りのか)だ。

グリーンレモンより少し大きめ。生長や収穫がはやく、病気にも強い側面をもちあわせている。香りは穏やかである反面、フレッシュ感が強くクセがないのが特徴だ。

そんな好奇心をくすぐるレモンを手にして、百姓魂が燃えあがった福岡正信自然農園の園主は、近年少しだけ栽培をはじめた。その期待にこたえるように、とてもはやく生長する璃の香には、園主も驚きを隠せない。まだまだ出荷量は少ないが、これから皆さまにご紹介できればと思う。

デトックスウォーターとしても、サラダ・魚料理に合わせても。

なにごとも健康が一番！季節の変わり目、くれぐれもご自愛ください。

The night temperature is gradually dropping, and the sounds of insects are creating an autumn atmosphere.
At this time of year, the farm is busy harvesting rice, and citrus fruits are gradually harvested.
Among them is the always popular lemon. It is one of the items that is always frustrating to grow because it is weak to cold and disease!

In recent years, various varieties of lemons have been produced to meet the needs of the market and the expectations of producers. We will introduce “Rinoka” among them.
It is a little larger than green lemons, grows and harvests quickly, and has an aspect of being resistant to diseases. In addition, it has a mild fragrance, but is characterized by a strong freshness and no peculiar taste.

The owner of the farm, whose farming spirit was ignited, has recently introduced a few lemons that pique such curiosity. Rinoka grows very quickly, and he was surprised. At Masanobu Fukuoka Natural Farm, the amount shipped is still small, but we would be happy if you would accept them.

Simply use it as detox water to refresh yourself, or pair it with salads and fish dishes. Health is the most important thing! Please take care of yourself as the seasons change.

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12/10/2024

---秋の昼下がり---

シャンパーニュ・ルイ・ロデレールの栽培・醸造責任者/副社長であるジャン・バティスト・レカイヨンさん（Jean-Baptiste Lecaillon）が来園されました。同地区で最大規模の自社畑とオーガニック農法に積極的なメゾン。同氏は1990年代はじめ、オーストラリアのタスマニア州に数年滞在していた時、パーマカルチャーに傾倒しました。そしてその経験がのちの人生に大きな影響を与えたといいます。必然的に、福岡正信氏の著書や概念にも強く共鳴されていました。

島　悠里さんのご尽力に感謝いたします。

素敵な旅路を。

Jean-Baptiste Lecaillon, Vice President and Cultivator at Champagne Louis Roederer, visited us. The Maison has the largest private vineyard in the region and is active in organic farming. He became interested in permaculture while living in Tasmania, Australia for several years in the early 1990s. He says that this experience had a major impact on his later life. Naturally, he was also strongly influenced by the books and concepts of Masanobu Fukuoka.

We would like to thank Yuri Shima for her efforts.

A wonderful journey through life.

#柑橘 #福岡正信自然農園 #福岡正信 #わら一本の革命 #自然農法 #粘土団子 #無農薬 #無化学肥料 #パーマカルチャー #自然食 #オーガニック #福岡大樹

Address

Opening Hours

Monday	09:00 - 17:00
Tuesday	09:00 - 17:00
Wednesday	09:00 - 17:00
Thursday	09:00 - 17:00
Friday	09:00 - 17:00

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https://linktr.ee/f.masanobu.shizen_official

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「初代正信が描いた“自然の摂理”」福岡家の書籍に登場する“マンダラの画” マンダラとは、サンスクリット語で「丸いもの・輪」という意味があるようです。初代　正信氏が“自然の摂理”を人々に伝えるための表現方法として使用しました。互いが密接に折り重なり、自然がどのように調和・循環しているかを知ることが出来ます。また、伝えるために外せないものに“かるた”があります。正信氏の死の直前、彼がそれまでに描いた画や詩をかるたにしたのです。当時の支援者が寝る間も惜しんで翻訳された英語が、そこには表現されています。涙ぐましい努力と熱意がカタチになった瞬間。今日は、その一枚をご紹介します。何も無いようにみえて自然の緑が創る水一滴で万物生きかへる ※かるた、その他書籍はオンラインショップで販売しています。 https://f-masanobu.jp/product/book-iroha/ “Mandala paintings” that appear in Fukuoka family books Mandala means “round” in Sanskrit. Masanobu used it as a way of expressing the “law of nature” to people. They closely overlap each other, representing how nature is in harmony and circulation. Furthermore, “Karuta” is essential to conveying this. Before his death, Masanobu created a karuta card out of his previous paintings and poems. It also includes English translations that were translated into English by supporters at the time. It was also the moment when the sincere efforts and enthusiasm of our supporters at the time took shape. We would like to introduce one of them. The whole universe exists in a drip of water produced from the green of nature, although it seems nothing. *Sold at online shop. #かるた #書籍 #自然 #マンダラ #福岡正信自然農園 #福岡正信 #農園 #わら一本の革命 #自

自ずから然る　日本酒

化学肥料や農薬を一切使用せず、丁寧に栽培する代表的品種“ハッピーヒル米”を使用。 60年以上、無添加・天然酒母と独自の高温山廃酛（もと）で健康や安全を願う蔵元が日本酒を製造。互いの想いが重なり合い誕生した日本酒は、甘酸っぱさの奥に心地よい苦みを感じます。米、水、麹(無添加)、そして自然が調和した”四方良し”の私たちの日本酒。 Sake brewery with a history of more than 60 years uses Happy Hill rice, which is grown without the use of chemical fertilizers or pesticides, and produces sake with additive-free, natural yeast mash and its own proprietary high-temperature Yamahai-moto. The sake that was born from the overlap of mutual thoughts has a pleasant bitterness behind the sweet and sour taste. Our sake is a harmonious combination of rice, water, koji (no additives), and nature. #日本酒 #ハッピーヒル #米 #福岡正信自然農園 #福岡正信 #農園 #わら一本の革命 #自然農法 #粘土団子 #シードボール #不耕起 #無農薬 #無化学肥料 #パーマカルチャー #砂漠緑化 #愛媛 #自然食 #オーガニック #masanobufukuoka #fukuokamasanobu #seedballs #theonestrawrevolution #onestrawrevolution #agriculture #permaculture #naturalfarming #sowingseedsinthedesert