24/09/2024
伊豆シャボテン動物公園 × ミツカングループ「ZENB」 × 株式会社ゆとりの空間「ごちそうさまプロジェクト」
動物のおやつや飼料でフードロス削減! イベント開催
2024.9/28(土)~ サステナブルな取り組みをスタート
伊豆シャボテン動物公園(所在地:静岡県伊東市)は、ミツカングループの未来に向けた新たな食生活を提供する「ZENB(ゼンブ)」の理念に賛同し、フードロス視点から動物のおやつや飼料について考えるサステナブルな取り組みを、2024年9月28日(土)より実施いたします。また今後は、「ZENB」と当園との懸け橋となった料理家・栗原心平氏が代表を務める株式会社ゆとりの空間(本社:東京都目黒区)と、フードロス食材を人も余すことなく美味しく食べるメニューの開発を推進してまいります。
当園では、現在約140種もの動物を飼育しており、園内で放し飼いのリスザルをはじめ、草食動物のカピバラ・カンガルーなどのおやつとして、果実のなる植物や樹木を植栽しています。さらに、地元の農家・農産物直売所・スーパーなどから、間引きした野菜や外葉、余剰となった季節の果実、竹などをもらい受け飼料の一部として利用することで、動物たちの育成と僅かながらもSDGsの試みを両立してきました。そしていま、無駄なく資源を活用し、且つ動物たちの食生活の向上を図るため当園が新たに取り組みはじめるのが、フードロス視点からの動物のおやつ・飼料です。
この取り組みは、65年前の開園以来「自然と人との共生」を掲げてきた当園が、「人と社会と地球の健康に貢献する」「美味しさと健康をひとつにする」という「ZENB」が目指すビジョンに共感し、実現したものです。これまでは廃棄されていた栄養価の高い皮や種、さやまでまるごと使った枝豆とカボチャ。これらを余すことなく使うことで、資源として有効的に活用するだけでなく美味しくいただく、それがこの取り組みのテーマです。実際にこの“まるごと野菜”を動物たちに与え、食性や動物種による食の好みを観察し試行錯誤したところ、おやつや飼料として有効利用が可能であることを確認いたしました。そしてこのサステナブルな取り組みをいかにお客様に普及できるのか、少し先の未来まで視野に入れつつ、お客様参加型のイベントを考案いたしました。
さらに今後は、人間もフードロス食材を余すことなく美味しくいただくことを目指し、「ZENB」と当園との懸け橋となっていただいた料理家・栗原心平氏とともに、“動物のおやつ・飼料”とは別にもう一つのプランを構想しています。栗原氏が率いる株式会社ゆとりの空間は、食を通した社会課題解決を行う「ごちそうさまプロジェクト」に取り組んでおり、料理家である栗原心平氏のアイデアと、諸問題を解決しながら“美味しい”を叶えたいという思いをかけあわせ、これまでにも様々な取り組みを実施しています。
ミツカングループの「ZENB」、株式会社ゆとりの空間の「ごちそうさまプロジェクト」、そして当園と。その、食と自然に対する思いがメニューとして結実し、お客様に喜んで食していただくことを目標に、これから新たな歩みを進めてまいります。
詳細はこちら
https://shaboten.co.jp/press/6203/