自然栽培 白瀬農園(しらせのうえん)
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北海道・森町で無農薬、無肥料栽培(自然栽培)を開始。駒ケ岳のふもと?
住所
森町字尾白内町1048
Kayabe-gun, Hokkaido
049-2301
電話番号
ウェブサイト
アラート
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有機認証&自然栽培の野菜たち
北海道・森町。駒ケ岳山麓の森で、1973年から「自然栽培」という農法で野菜を育てています。 日本の有機栽培は欧米諸国と比較すると安全基準が低く、飼料由来の残留薬品汚染や発がん性の懸念がある硝酸態窒素生成の原因となる動物性肥料などを多量に用い、国の認可したある種の農薬を使用されることが多いのに比べ、自然栽培は完全な無農薬、無肥料で植物や土のもつ自然環境の性能を引き出すことで完全な無農薬、無肥料で栽培されます。
自然栽培の畑で採れる野菜や果物は、肥料や薬品の臭いが混ざっていないため、香りがよいのが特徴です。畑の土質や栽培暦にもよりますが、たとえば白瀬農園の冬じゃがいもは皮ごと調理するとバニラに似た甘い香りがします。農作業から帰ると家人がおやつを準備してくれるのですが、 「いいにおい!今日はホットケーキかな?」 と思ったらフライドポテトだったり、芋煮だったりということがしばしば。寒玉キャベツの外葉や春の小松菜は、醤油煮にしたときに蜂蜜か花のような甘い香りがします。生まれた時から市販の野菜に慣れている人は鼻が慣れてしまって気付かない人が多いのですが、食べ比べてもらうと気付いてびっくりする方が大半です。肥料の臭いを比べていちばんわかりやすい野菜は有機栽培コーンです。興味や機会があって手に入ったなら、鶏の糞、豚の糞、牛の糞で栽培したコーンをそれぞれ用意し、自然栽培のものと食べ比べてみてください。
また、肥料を使用した野菜の体積は本来の3倍程度まで肥大しているものが見かけられますが(もちろん品種にもよります)、栄養を他者に与えられず自力で蓄えて成長した自然栽培の野菜は組織が充実していて深い味わいがあります。他の食材に例えるなら、カモに運動をさせず口からたくさんのコーンを詰め込んで肝臓を病的に肥大させてつくるフォアグラが慣行栽培や有機栽培、放牧して自力で土中からエサを探しまわる引き締まったカモの肝臓が自然栽培というとわかりやすいと思います。肝臓は本来、毒物を分解して栄養を蓄える器官。健康なカモなら脂肪で肥大したりしない部分です。野菜も理屈はそれと同じです。自然にならった健康な生活を送っていれば、病気にはかかりにくいから薬は必要なくなるはずなのです。森や草原を見ればわかるように、自然環境では肥料や農薬をかけてくれる人間がいなくても大きな木や草花が育っています。
前述のように日本の農産物は、農薬や肥料などの健康リスクを含んだものが議論されぬまま販売されています。農薬の規制緩和により海外諸国の安全基準値の500倍使用されるというものも多い中、消費者にはその事実を知らされる機会がないまま、「○○は健康に良いから食べなさい」と食材の販促のみがメディアで推奨されます。食品添加物もしかり、自由奔放に見えるアメリカでさえ認可された添加物は50種類程度だというのに、日本では発がん性が指摘されるものを含む約1500種類が使用されている現状です。(2017年末)