05/06/2024
今朝病院に近所の側溝にカルガモが迷い込んだとの通報。見に行ってみると10羽の雛と親鳥が深い側溝の中で身動きが取れない状態に。水量はちょろりょろなものの、この場所上に行っても下に行っても数百メートルに及ぶ長い暗渠になっている。どうも暗渠が怖くてにっちもさっちも行かなくなっている模様。特に下流側の暗渠はその先がどうなっているかわからない。そのまま下水管に流れていたら万事休すになってしまう。なので下流に行かないように上流に追い込むと同時に各所に救助要請。まずは県、だが対処不能とのこと。続いて地元テレビ局のTSK。だが、報道の人員は全て出払っていてすぐに行くのは困難とのこと。続いて警察。今からすぐに現況確認に行きますとのこと。しばらくして警察さん到着。しかしその間に下流に行かないように置いた脚立に驚いて上流側の暗渠に入り込む。警察の方は所々にある(重さ数十キロはある)グリーチングを手で持ち上げ中に入って確認してくださったが、見える範囲にはいないとのことで、その場はとりあえずお開きに。その後TSKが到着したが、既にことが終わった後。事情を説明したうえで自分が撮影したカルガモの写真を提供することとなった。この件は夕方のローカルニュースで取り上げていただきました。カルガモ行方不明の後、通報者の方が再度確認するとまた暗渠のない部分に出てきているのを発見し再度警察に連絡。警察の方は網を持って来てくださったそう(用があってその場にはいなかった)だが、カルガモはそれに驚いて、今度は下流側の暗渠に逃げ込んでしまったらしい。という事でその場はとりあえず万事休すの状況に。下流側暗渠の先が気になったので自転車でその後どこに流れていくのかを辿ってみると、しばらくの暗渠の後再び地上にでて住宅街をうねうね曲がりながら通過した後国道を超えてその先にある朝酌川に合流することを確認。たとえそのまま下流に下っても安全だとわかったので、それを伝えに通報者の所に行くと、なんと再び見える所にカルガモが戻ってきたそうで、無事にカルガモがいる事を確認。どちらに行っても安全だとわかったので今日のところはこのまま様子を見ることにした。←今ここ
ちなみに明日以降もこの状況が続くなら餌を取れる場所でもないのでやはり救出が必要。その場合どうするかを検討中です。これからの事を考えると、なんとか下流側暗渠を抜けてもらって川までたどり着いてくれればと思うが、数百メートルに及ぶ暗渠はやはり怖いのでなかなか通過できない可能性が高い。人が入れない大きさの暗渠ではないので長靴はいて下流側の出口まで追い込むしかないかと思われます。