ドッグスクール縁

ドッグスクール縁 島根県松江市宍道にあるドッグスクール縁。
しつけ・個別相談、パピー教室、LINE相談、オンライン、犬の幼稚園、講習制ドッグラン、
松江、出雲、雲南の真ん中
優しいトレーニング方法です。

【上に乗る者の手綱さばきがカギ】乗馬において手綱さばきは、馬とのコミュニケーションにおいて非常に重要な要素です。馬に乗る者の手綱さばきによって馬がどのように動くのかが変わってきます。方向転換、速度の調整、停止、歩種の変更、姿勢の制御など手綱...
25/12/2024

【上に乗る者の手綱さばきがカギ】

乗馬において手綱さばきは、馬とのコミュニケーションにおいて非常に重要な要素です。
馬に乗る者の手綱さばきによって馬がどのように動くのかが変わってきます。

方向転換、速度の調整、停止、歩種の変更、姿勢の制御など手綱で伝えるコミュニケーションは多岐にわたります。

また、手綱さばきのポイントして、
馬は非常に敏感な動物なので、過度に強い力を使うのではなく、繊細な操作で意図を伝えること。

馬の動きに合わせて、適切なタイミングで手綱を操作する必要があります。

トレーニングを受け動かされ方を知っている馬で、かつ、乗る者の手綱さばきが上手ならば、馬は良く思い通りに動いてくれるでしょう。馬の方からしても、力加減やタイミングが心地よいため快く指示が聞けるでしょう。

一方で、能力が高い馬であっても、乗る者の技術が伴わなければ、馬は思い通りに動いてくれないでしょう。場合によっては、馬が反発するかもしれません。

馬も乗る者の技量を見ている、人によって態度を変える、といことですね。

翻って、犬においてリードの扱いを、上記のようなポイントを押さえながら行っている方はどれだけおられるでしょうか? 

また、リードの扱いでけではなく、犬の抱っこの仕方、保定、指示のタイミング、雰囲気づくり、毅然とした態度、放っておくことや構うことの質・量…など、犬からみて技量の高い人物と認識してもらえるように日々関わっている、ということも犬との良好な関係づくりに重要だと考えることもできるのです。

犬も人と見ます。人によって態度を変える動物です。
バッチリ、トレーニングを受けた盲導犬だって、扱う方は犬が嬉々として動けるようにみっちり練習したり、日々の接し方に注意したり、するものです。

上手な乗り手になることは、犬にとって喜ばしいことなんです。

#ドッグスクール縁  #松江  #島根  #出雲  #雲南  #しつけ教室  #犬のしつけ  #ドッグラン
#犬  #しつけ  #ペット  #犬の知識  #考え方
#手綱さばき
#馬の操縦
#馬の気持ち
#馬との会話
#馬の心理
#犬との比較
#犬のしつけ
#ドッグトレーニング
#ドッグトレーナー
#犬とのコミュニケーション
#犬の心理
#アニマルトレーニング
#動物好き
#動物と暮らす
#動物の行動学
#動物の気持ちを知る

【習慣化にはハードルを低くする】犬のしつけは習慣化がカギです。習慣についての知識は、必ず犬の幸せにも寄与するものです。習慣化のポイントついては様々な書籍などにも記されていて、その中でも最も大切なことは、【ハードルを低くする】ということではな...
24/12/2024

【習慣化にはハードルを低くする】

犬のしつけは習慣化がカギです。
習慣についての知識は、必ず犬の幸せにも寄与するものです。

習慣化のポイントついては様々な書籍などにも記されていて、その中でも最も大切なことは、

【ハードルを低くする】ということではないでしょうか。

①【目標は最初は低く設定する】
 …初めから100点を目指さなくていい。スモールステップで段階ごと目先の目標にだけフォーカスして達成感を定期的に味わえるようにする。ちょいムズな課題設定。

②【着手しやすいように環境設定する】
 …すぐに取り掛かれるように事前準備、環境を整えておくこと。事前に道具を取りやすい場所に置いておく、集中できるスペースを作っておく。

③【やる頻度を高める】
 …あえて何度も行う。予行練習をする。例えば、リモコンを使ったあとに定位置に戻す習慣づくりのために、「リモコンを使う」→「もとに戻す」行為を何回も(書籍では7回やろうと書いてある)行い、脳みそに行動を覚えさせる。脳が行動を覚えると、行動が簡単に行いやすくなる。

例えば、
犬の朝のノーズワーク活動を習慣にしたいなら、
① 忙しくても1分でいいとする

② 散歩から帰ってすぐに取り掛かれるように、知育玩具を準備してから散歩に行く

③ 散歩から帰って来た→リードを定位置にかける→知育玩具を持つ の流れを7回予行練習して脳に記憶させる

習慣化の話、面白いです。

#ドッグスクール縁  #松江  #島根  #出雲  #雲南  #しつけ教室  #犬のしつけ  #ドッグラン
#犬  #しつけ  #ペット  #犬の知識  #考え方

【跳ね返りが少ないところでオシッコする】これも知ったときには衝撃でした。つまり、犬は土、草、カーペット、布団、ソファ、ペットシーツ、服などの上でオシッコをしやすいのです。カーペット、ソファの上でされちゃうのは困りますねぇ。これも犬の習性なわ...
19/12/2024

【跳ね返りが少ないところでオシッコする】

これも知ったときには衝撃でした。

つまり、犬は土、草、カーペット、布団、ソファ、ペットシーツ、服などの上でオシッコをしやすいのです。

カーペット、ソファの上でされちゃうのは困りますねぇ。これも犬の習性なわけです。

ふかふかの場所でオシッコしやすい習性を使用して、ある程度オシッコのコントロールが出来そうです。

例えば、

オシッコさせたくない場合
≫ふかふかカーペットを敷かない、布団の上にあげない

オシッコさせたい場合
≫土や草の上に連れて行く、トイレシートの下にふかふか素材を敷く、トイレをふかふか素材にする

などが考えられます。

もちろん、習性のほかに習慣も大事な要素になります。
いつも、高回数、同じ場所でオシッコしていると、硬い場所、ふかふかな場所に関わらず、オシッコしやすくなります。

ふかふかな場所で、高回数で失敗(人間にとっての人間都合の表現ですね)させていると、どんどん失敗が定着しやすいです。

ともかく、トイレのトレーニングのポイントは、
それぞれの飼い主さんにとって、オシッコして欲しい場所で繰り返しオシッコさせる工夫をすることです。

習性と習慣をうまく使いましょう。

#ドッグスクール縁  #松江  #島根  #出雲  #雲南  #しつけ教室  #犬のしつけ  #ドッグラン
#犬  #しつけ  #ペット  #犬の知識  #考え方

【褒めるの落とし穴】「褒めて育てましょう」という教育が当たり前のように言われます。しかし、なんでもかんでも褒めりゃあいいってわけではなく、下手すると悪い効果ももたらすこともあるようです。A君は、野球の素振りをしています。誰にやれと言われたわ...
18/12/2024

【褒めるの落とし穴】

「褒めて育てましょう」という教育が当たり前のように言われます。
しかし、なんでもかんでも褒めりゃあいいってわけではなく、下手すると悪い効果ももたらすこともあるようです。

A君は、野球の素振りをしています。誰にやれと言われたわけではなく、ただ自主的に、自分がやって楽しいから、やりたいからやっています。やる動機が自分自身の中にあります。内発的動機付けで素振りをしているのです。

そこへ、A君のおじいちゃんGがやってきて、「A、よく頑張ってるじゃないかぁ。ご褒美に100円あげようね」ってAを褒めました。Aは喜びました。

次の日もAは素振りをしています。そこへまたGが来て、同じようにまた褒めて100円あげました。またAは喜びました。

そんなことが1週間続いたころ、Gは持病の痔の悪化で入院することになりました。当然、素振りをするAへのご褒美はなくなりました。

Aは「素振りをやっても100円もらえないなら、素振りやってもつまんないなぁ。やーめた」と素振りを止めてしまいましたとさ。

いかがでしょうか? Aの内発的動機付けが、外発的動機付けに切り替わってしまいました。せっかく、自分がやりたくてやっていた行為、ただ楽しかった行為が、ご褒美が与えられたがために、「素振り=ご褒美目的の行為」に成り下がってしまったのです。

褒めりゃあいいってわけではない、の好事例だと思います。
往々にして、例えば子どもが何か熱心にやっている(お絵描き、勉強、ピアノ、スポーツ…)、しかもそれが、大人が伸ばしたい、伸びると将来に有益そうなものであるとき、大人は褒めがちではないでしょうか?

「わー、上手・すごい!!」、これを子どもが褒美と捉えて「褒められるから○○をする」という動機になってしまうと、ただただ楽しくて行っていた尊い行為が、褒められないと楽しめない、上手くできそうでなければやらない、誰かが見てるところでしかやらない、などと変わってしまうかもしれません。

このように、褒めることには、落とし穴があるのです。

なんでもかんでも褒めりゃあいいっていうのは違います。
本人が褒めて欲しい部分や、適切なタイミングを見測ることや、ときには何もせずに見守ることもまた重要です。
それだけ、褒めるのは難しいこと。

義務教育で教えて欲しい内容です。

#ドッグスクール縁  #松江  #島根  #出雲  #雲南  #しつけ教室  #犬のしつけ  #ドッグラン
#犬  #しつけ  #ペット  #犬の知識  #考え方

【ゆっくりなでなでしよう】皆さんはワンちゃんを撫でるスピードを意識していますか?ぜひ、ゆーーっくり撫でることを意識してください。これは、人に対しての研究なのですが、その研究によると『秒速5㎝で撫でられると、副交感神経が優位になりリラックスす...
17/12/2024

【ゆっくりなでなでしよう】

皆さんはワンちゃんを撫でるスピードを意識していますか?

ぜひ、ゆーーっくり撫でることを意識してください。

これは、人に対しての研究なのですが、その研究によると

『秒速5㎝で撫でられると、副交感神経が優位になりリラックスする』
『それ以上だと、交感神経優位になり興奮モードになる』
『それ以下だと、撫でられる刺激の変化が感じにくく、あまり効果がない』

ことが明らかになったそう。

定規をあれば、実際に一秒で5㎝進む速度で手をスライドさせてみてください。
思いのほか、ゆーっくりなことに驚くと思います。

と、同時に「5㎝/sに比べると、普段の犬を撫でるときの速度って早いんだなぁ」と思い当たりませんか?

そうなのです。僕たちが犬を撫でる手の速さって「かなり速い」のですね。

もしかしたら、いつもいつも、犬を興奮させる撫で方をやっちゃっているのかもしれません。

そうだとしたら、犬は『撫でられると』→『興奮する』をルーティンにしてしまったり、
悪いことには、【『撫でられそう』と予測、期待するだけで】→『興奮、落ち着かない』ようになってしまうかもしれません。

例えば、あなたが子どものころ、もしも親がいつもいつもあなたに対して「こちょこちょ」ばかりしてくるとしたら、あなたは親の手が伸びてくるだけで興奮してしまうでしょう?

手が興奮スイッチになっていれば、甘噛みや、落ち着かなさ、を助長しかねませんね。

ということで、意識してゆーーーっくりと撫でることを意識して、落ち着く、リラックス、副交感神経優位の幸せを与えてあげましょう。

#ドッグスクール縁  #松江  #島根  #出雲  #雲南  #しつけ教室  #犬のしつけ  #ドッグラン
#犬  #しつけ  #ペット  #犬の知識  #考え方

【終わりの合図】犬のトレーニングで最も重要なことのひとつです。それは、【終わりの合図を伝える】ことです。多くのワンちゃんは、飼い主さんから「オスワリ」と言われて(“オヤツを見せられて”でも良い)座ることができます。だけど、実にもったいないこ...
17/12/2024

【終わりの合図】

犬のトレーニングで最も重要なことのひとつです。

それは、【終わりの合図を伝える】ことです。

多くのワンちゃんは、飼い主さんから「オスワリ」と言われて(“オヤツを見せられて”でも良い)座ることができます。

だけど、実にもったいないことに、『終わりの合図が無いのに立ち上がってしまっている』ことがあります。

分かりやすく言えば、『「立っていいよ」、「動いていいよ」と言われていないのに動いてしまっている』のです。

飼い主さんは、「オスワリ」と言って素直に言うことを聞いてくれるワンちゃんでいて欲しいと願っています(ひとつの方向性として。これがすべての人にとっての“正解”ではなく、こういう価値観もありますよね、という話ということに留意)。にも関わらず、せっかくオスワリで言うことを聞けているのに、終わりが「勝手」になっちゃってるのです。

「言うことを聞けている」、「聞かずに勝手している」を作り出してしまっています。許してしまっています。矛盾してしまっている、のです。

学校でいえば、全校集会で「着席」と言われた児童、生徒、学生が着席しました。その後、勝手に立ち上がった。それを教頭が何も咎めず許してしまっている。
または、
「授業始めます」で始まった授業を、生徒が勝手に「終わり~」と席を立ち廊下に出たことを、同じく何も咎めず許してしまっている。

ということと同じ状況が、犬のしつけシーンで頻発している事態なのです。

一般的には、着席中、授業中で、勝手に生徒側が終わりを決めることは許されず、もしも、勝手に終わろうとしたら「おいおい、ダメだぞ、座っとけ」などと注意されます。

それと同様、犬が指示を聞いている、実行中であれば、勝手に動くことは許されない、注意される対象である、と言えるのでは?

「勝手に動いちゃいけないのね」まで理解させ、守らせることが、しつけが上手くいく大きなポイントのひとつなのだと思います。

#ドッグスクール縁  #松江  #島根  #出雲  #雲南  #しつけ教室  #犬のしつけ  #ドッグラン
#犬  #しつけ  #ペット  #犬の知識  #考え方

【頭の良さは、結びつける能力】わんちゃんをトレーニングすると頭が良くなります。「頭が良くなる」を言い換えれば、「物事と結果を結びつける能力が高まる」と言えそうです。もちろん、もっと別の表現もできるはずですが、とりあえずはここではこう表現して...
13/12/2024

【頭の良さは、結びつける能力】

わんちゃんをトレーニングすると頭が良くなります。「頭が良くなる」を言い換えれば、「物事と結果を結びつける能力が高まる」と言えそうです。もちろん、もっと別の表現もできるはずですが、とりあえずはここではこう表現しておくことにしましょう。

「物事と結果を結びつける」とは、こういこと。

“「○○が起こった」、「△△を感じた」、


「●●をした」


「□□という結果になった」

 という経験の中で、「○○が起きたとき●●したら□□になるから得(または損)だ」を学習・覚える”

ということ。

具体的には、

「〇〇…家の人が帰宅した」


「●●…犬、わんわん吠える」


「□□…家の人が犬に近づいてくる。なでなで、声掛けする」

 ∴犬「家の人が帰ってきたとき、わんわんしたら、人が近づいてきて得やん! よし、今後もこの作戦で行こう!」

あるいは、

「○○…飼い主が犬に「お手」と言った」


「●●…犬 飼い主の手に前脚を乗せた」


「□□…オヤツがもらえた」

 ∴犬「お手って言ってたら、前脚を乗せたら、オヤツくれてええやん!!」

このように、動物は、 〇〇→●●→□□ と起きた物事、行動、結果を、プログラムのように順序だてて解釈をしているのです。

僕たち人間はあまり意識をせずに、その時々の状況に応じて行動して、これまた意識せずに結果を享受し、その繰り返しで学習して日常生活をこなしています。

寒かったらストーブの丸いボタンを押せば暖かくなること、

自販機でお金を入れてコーヒーが買えること、

早く寝ないと次の日、眠たくて仕事に差し支えること…

こういうことを知っているのも人間に「物事と結果を結びつける能力」があるからなのです。

考えてみれば、犬をトレーニングするということは「物事と結果を結びつける作業」を繰り返し行う作業です。

トレーニングして、頭がよくなるのは当然です。
「あ、こうすればいいんだ」、
「これをしても無駄なんだ」、
「こうするとまずいなぁ」

などとトレーニング習慣があるワンコは、理解するスピードも早くなって、色々覚えるのも、新しいことを覚えるのも容易になります。

#ドッグスクール縁  #松江  #島根  #出雲  #雲南  #しつけ教室  #犬のしつけ  #ドッグラン
#犬  #しつけ  #ペット  #犬の知識  #考え方

【まずはサークル越しの挨拶】ドッグスクール縁で犬の幼稚園を行っています。主な目的として、犬同士の交流、運動、発散、しつけ、トレーニング、飼い主さんの自由時間確保、負担軽減などがあります。幼稚園実施にあたり、犬同士を同じ空間に放すのですが、こ...
12/12/2024

【まずはサークル越しの挨拶】

ドッグスクール縁で犬の幼稚園を行っています。主な目的として、犬同士の交流、運動、発散、しつけ、トレーニング、飼い主さんの自由時間確保、負担軽減などがあります。

幼稚園実施にあたり、犬同士を同じ空間に放すのですが、これを行う際は神経を使います。なぜなら、犬が咬まれてた、咬んだ、ケンカした、追いかけまわした、追いかけまわされた、という事故やトラブル、トラウマ体験の可能性が常にあるからです。その可能性をできるだけ減少させるために、犬の性格、相性、状態を考慮、観察に意識を最大限使わなければなりません。

犬の性格、相性、状態を考慮せず、観察せずまま、犬同士を一緒にすることは本当に危険な行為だと、僕たちは思っています。経験的に犬同士がケンカするシーンを何度も見て、止めるときに自分も咬まれて、という経験から、「犬は犬とケンカするもの」、「犬は犬を咬むもの」という前提、認識が強く植え付けられているためだと思います。
これも一種のトラウマ体験、PTSDに近いのかもしれませんが、犬同士(特に初対面が含まれる)が一緒になっている、接近しているシーンを心の底から心和やかに見ることが出来なくなってます。どこかで(脳の扁桃体)、危険や不安を感知してしまう体質になっています。
犬が安全に過ごせるためには、誰かが危険、事故に対して高い意識を持っていなくてはなりません。と思えば、この体質で事故の予防に意識を、神経を使うの有効なのかなと納得してはいます。プールの監視員、海のライフセーバーはこんな気持ちなのかと共感します。

というくらいに、犬同士を一緒にする行為は危険や不安がつきものということなのです。

ですので、犬同士を一緒にするとき、特に知らない犬同士を一緒にするときはかなりの神経を使わざるを得ません。また、工夫もします。その工夫の核となるのは、「サークルを使う」ことです。

初めましての犬、環境に慣れていない犬、緊張、不安が高い犬などは、まずサークルにいれてあげます。こうすることで、防御反応としての咬みや、逃げる行為を物理的に回避できます。犬を咬んでしまう行為、逃げまどってしまう行為をすることで、犬はかなりのショックな体験、印象強い体験をします。記憶にもネガティブなものとして残りますので、その後に
悪影響をきたすことも容易に考えられるのです。

サークルに入れて、安全を確保した上で、犬同士がお互い慣れるための時間をたっぷりと取ります。その間に、本当に相性が合っているのか、犬の精神状態は安定しているか、一緒にしても事故なく有益な体験を得られるのか、などを観察し、十分に考慮したうえ、犬同士を一緒にすることに踏み切っていきます。もちろん、その後のプロセスもあります。

一般的に、ドッグランなどでは、上記のような周到なプロセス、観察、判断することなく、犬同士を一緒にすることが多いかもしれません。しかし、たまたま、相性が全く合わない相手が居合わせてしまった、不注意でいきなり一緒にして相手を咬ませてしまった失態を犯してしまった(この表現の意図するところを感じ取っていただける飼い主さんは素敵)、トラウマ体験をして、その後犬が変わって犬嫌いになった、などとトホホな話は枚挙にいとまがありません。

是非、ちょっとでも今後犬同士を一緒にしようとする際は、この話を思い出して、事故やトラブル予防のための策を実践してみてください。

【犬の夢は鼻を使うこと】 犬にとって生存に有利な行為とはなんだろう??その代表格は「鼻を使うこと」。考えてもみると、鼻を使って獲物の匂いを嗅ぎ、探し、追いかけ、仕留め、食べる、というプロセスは生きる行為そのもの。つまり、鼻を使うと生き延びる...
11/12/2024

【犬の夢は鼻を使うこと】


犬にとって生存に有利な行為とはなんだろう??

その代表格は「鼻を使うこと」。

考えてもみると、鼻を使って獲物の匂いを嗅ぎ、探し、追いかけ、仕留め、食べる、というプロセスは生きる行為そのもの。

つまり、鼻を使うと生き延びる確率が高まるのです。そのため、鼻を使うとストレスが下がる。換言すれば、鼻を使うと楽しい、幸福なのです。

また、犬の脳の40%は鼻・匂い嗅ぎに関わる部位だとか。脳の約半分が鼻を使うだけで活性化するとは効率がめちゃくちゃいいですね!

犬にとっての鼻を使う活動は、人における「カニ」(あるいは、「殻付きピーナッツ、ピスタチオ」、骨付きの魚)と言えるのではないでしょうか?

カニの殻を割って、身をほじほじ、トゥルンと取り出して…。このときの幸福感、集中力、無心状態。新たなマインドフルネスのひとつとして認定されるのではないかと思います。

人間は、その歴史の大半を大型動物から身を守りながらこそこそと生活してきました。その中で、大型動物の食べ残した動物の脊髄や骨の間の肉など、木の実、木の皮の裏の虫、などをほじほじ食べて生き延びてきたそう。ほじほじが楽しい、嬉しい、好きなのが人間だということですね。

カニ食べたくなってきました。

犬に鼻を使わせるアイテムを使ったり、工夫を凝らしましょう。それだけで犬のQOL向上に役立ちます!!

#ドッグスクール縁  #松江  #島根  #出雲  #雲南  #しつけ教室  #犬のしつけ  #ドッグラン
#犬  #しつけ  #ペット  #犬の知識  #考え方

【生存に有利な行為がストレスを下げる】生き物が行う行為が、生存に有利なことならばストレスが下がるのです。例えば、食べる、動く、探す、寝る、集中する、生殖行動をする、群れをなす、隠れる、戦う、異属を排除する、などなど。人で言えば、女性同士が会...
10/12/2024

【生存に有利な行為がストレスを下げる】

生き物が行う行為が、生存に有利なことならばストレスが下がるのです。

例えば、食べる、動く、探す、寝る、集中する、生殖行動をする、群れをなす、隠れる、戦う、異属を排除する、などなど。

人で言えば、女性同士が会話することでストレス発散になるのも、それをすると生存に有利だからだとか。

生存に有利な行為は、それを行うと快を感じるようにもなっていることが多いです。

快を感じるから、またその行為をやりたくなる


その行為をたくさんやる個体は、より生き延びやすくなる


そういう個体ほど子孫に遺伝子を伝えやすい


後世にその行為をする個体が多くなる
 

犬にとって生存に有利な行為とはなんだろう??

と考え実践すると犬のQOL向上に役立ちます!!

#ドッグスクール縁  #松江  #島根  #出雲  #雲南  #しつけ教室  #犬のしつけ  #ドッグラン
#犬  #しつけ  #ペット  #犬の知識  #考え方

【何もすることがない=不幸せ なのか?】人は、ややもすれば、【何もせずにただ過ごしていること】は「つまらないこと」、「退屈なこと」、「面白くないこと」、「怠惰なこと」とか何かとネガティブなことだと思いがち。反対に、【何かをやっていること】は...
06/12/2024

【何もすることがない=不幸せ なのか?】

人は、ややもすれば、【何もせずにただ過ごしていること】は「つまらないこと」、「退屈なこと」、「面白くないこと」、「怠惰なこと」とか何かとネガティブなことだと思いがち。

反対に、【何かをやっていること】は「楽しいこと」、「価値があること」、「素晴らしいこと」、「称賛されること」などととかくポジティブな意味づけをしがちです。

これらの要因には、生まれてから受けてくる教育やメディアからの誘導、時代の空気感などから教え込まれたり、くみ取ったりして形成してきた価値観や常識感などからくるものかもしれません。

「何かをしていないと満足いかない」心理状態を人々に持たせることができれば、より目的を貪欲に達成しようと消費行動を促し、経済活動に精を出させることができて、国や供給側にとってメリットがあります。世間は「何かをやっていることは素晴らしい」というPRを何かとしがち。

と、背景はさておき、【何もしてない】ことも別に悪くないのでは? という話です。

我々人間が幼いころ、若いころは、何か新しいこと、何かやっていること、こそ楽しく、嬉しく、高価値だと感じるものです。子どものころはただ走っているだけで幸福だったものです。しかし、年を経るにつれて、だんだんと「何にもしてなくても、心が穏やかであれば幸福だわ」と感じやすくなっていませんか? もちろん人間がゆえ「新しい」、「何かしている感」が全くゼロでは心が不満を持つのは当然ですが、その欲する頻度や程度は若いころと比べて緩いものであるのが多くの人間の共通するところではと思います。

人間を含む動物(特に哺乳類に多いのか)の若年期は、よく遊ぶものです。この時期の遊びを通して狩りや身のこなしなどを習得して一人前になるトレーニングをするのです。生き延びる術を効率よく学ぶための遊び。身体の指令が「遊べ」、「動け」、「刺激を欲しろ」と叫ぶのでしょう。このため、若年期ではいろいろな活動をさせて刺激を与えることをより積極的にすることは的を射ていると思います。その若年期ほどの刺激の程度は、成熟した後には必要ないのではないでしょうか?

こういう考察をすると、生物って最終的には「落ち着く」ことを欲してくるのではないでしょうか? 何事もなくただただ平穏に平和に安全に過ごせることが最上の幸せなのだと感じるようにプログラムされているのでは? とさえ思えます。

人は特別、成熟しても「もっと」、「より」強い刺激を求めようとする傾向が強い生物であるため、その尺度を他の動物に当てはめては「つまらなさそう」、「可哀そう」とラベルを貼ってしまいがちなのではと思います。

ご家庭のワンコが、ぶてーっと寝ているだけの姿を見て「可哀そうだな」、「つまらない生活させて悪いな」とか、後ろめたく思う気持ちになりご自分を卑下してしまうこともあるかもしれません。しかし、上記のように考えると、「とってもリラックスして落ち着いていて安定している、めちゃくちゃ極上幸せなことやん!」と思いやすいのではないでしょうか?

#ドッグスクール縁  #松江  #島根  #出雲  #雲南  #しつけ教室  #犬のしつけ  #ドッグラン
#犬  #しつけ  #ペット  #犬の知識  #考え方

【飼い主ファーストでいい】犬のしつけの話で必ず出てくることのひとつに、「犬のことを優先するのか、飼い主(人)を優先するのか、どっちがいいの?」問題があります。僕は、「飼い主優先でいい」と思います。もちろん、人によっては犬を優先する方もいらっ...
05/12/2024

【飼い主ファーストでいい】

犬のしつけの話で必ず出てくることのひとつに、「犬のことを優先するのか、飼い主(人)を優先するのか、どっちがいいの?」問題があります。

僕は、「飼い主優先でいい」と思います。もちろん、人によっては犬を優先する方もいらっしゃるだろうし、自分がどのようなバランスが心地よく快適なのかは人それぞれ。どのような立場を取らないといけない、どれが正解、などはそもそも無いですが、僕は以下の理由から「飼い主優先がいい」、それが健全なバランスを保つために必要だと考えています。

まず、大前提として、犬は人と一緒に暮らせなければ(ほとんどの犬は)生きていけない、ということです。一部の犬は逞しく人の手が無くとも、独りで餌を捕り生きていけるでしょうが。ほとんどの犬は、人の住まいに住み、人から食餌をもらうことで生きているはずです。極端に言えば、人に飼ってもらわなければ犬は死んでしまう、のです。

その事実を前にすると、最も重要な要素は「人に犬を飼う気があること」なのです。極めて冷淡な表現ですが、客観的な思考、視点からこの要素が根本になければ、人は犬と暮らすことなどするはずがないでしょ。

人側に「犬と一緒に暮らしたい」という想いがなければ、犬は生きていけないのです。では、どうしたら人は「犬と一緒に暮らしたい」と思えるのでしょうか? 
それは、犬と暮らすことで「快」を感じられることではありませんか?

楽しい、嬉しい、幸せ、貢献感がある、役立つ… などなどの何かしらの「快」、「益」があるから、人は犬と一緒に暮らす選択をするわけです。
反対に、「不快」、「無益」だと「犬と一緒に暮らしたくない」と思うでしょう。

そして、この「快」、「不快」を感じる前段階、基礎部分に、「楽であること」の存在が重要な要素として居座っているはずです。

仮に、楽の表し方を『しんどさ』に置き換えて、
【しんどさ < 快】だと人は犬と一緒に居ようとする。
【しんどさ > 快】の状態が続くと、人は犬と一緒に居たいと思えなくなってきます。

「しんどさが大きくなって犬と一緒に居るのが快ではない」、つまり、「犬と一緒にいるのが楽ではなく、不快が大きい」状態では、人は犬を愛せなくなり、最悪犬を殺します。そういう人もいるという話です。

「こんなはずじゃなかった」、「こんな大変だとは思わなかった」などと保健所に連れて行ったり、野山に捨てたり、だれかもらってくれ、と。

可能性として、人が楽でなければ、このような事態になることもあるのです。
したがって、まずは人が楽であること、人を優先しないといけないのでは、と思うわけです。

近年ではSNSなどの情報が簡単に入ってきます。その中の情報の大半は万人受けしやすく、見てくれのいい情報たちです。万人から「いいね」と称賛を受けやすい情報が広まりやすく、よって私たちの目にも止まりやすいわけです。その情報が、必ずしも正しい、常識、スタンダードであるわけではないし、あなたやあなたの犬に合うものでもないわけです。

飼い主さんの中には、このような情報を受け、自身の犬への接し方、飼い方について他者との差に落胆し、大いに悩まれる方もいらっしゃいます。しかしながら、あなたが置かれている状況と、SNS内の人たちの状況は異なりますし、その情報があなたにとって心地よく適切な内容であるとは限らないはずです。

振りまわされることなく、「自分にとって快適で、自分ができる範囲で、犬に関わってあげる」ことが、飼い主さんの幸せになるのです。飼い主さんが幸せでなければ、犬を幸せにすることができません。

まずは「飼い主ファースト!!」

自分が健康で余裕がなければ、他者のために動けないし、気遣ってあげることもできないのです。自分がいっぱいいっぱいでは周りに優しくするなどできない。まずは、「飼い主さんが楽であること」を満たすことは、犬のために何かを力を注ぐために不可欠なことと思うわけです。

#ドッグスクール縁  #松江  #島根  #出雲  #雲南  #しつけ教室  #犬のしつけ  #ドッグラン
#犬  #しつけ  #ペット  #犬の知識  #考え方

【お散歩中に止まる犬】お散歩中に犬が立ち止まって動かなくなる、という場面はよくある話。立ち止まる理由は、「そっち行きたくない」というアピールが主です。「怖いから」や「別に行きたい方向がある」、「なんとなく、いつもやってるから」などが背景にあ...
04/12/2024

【お散歩中に止まる犬】

お散歩中に犬が立ち止まって動かなくなる、という場面はよくある話。

立ち止まる理由は、「そっち行きたくない」というアピールが主です。「怖いから」や「別に行きたい方向がある」、「なんとなく、いつもやってるから」などが背景にあるでしょう。

「怖いから行きたくない」のはくみ取ってあげて、臨機応変に対応するとして。他の理由の「別に行きたい方向があるから」、「なんとなく、いつもやってるから」など場合は、この時、人がどのように対応するかで、しつけの影響が大きく変わります。
この立ち止まった時こそ、しつけのタイミング・分かれ道だということを知っておくと良いのです。

ほとんどの場合、犬が立ち止まって「動かんぞ!」 っとなった際、

飼い主さんは立ち止まり振り向き、

↓(以降、以下を行う)

①オヤツで釣る、②リードをぐーっと引き動かそうとする、③しゃがんで優しく声掛けをする、④動くまで待つ

などを実行します。

それぞれのデメリットを知っておきましょう。

①オヤツで釣る
 犬は、立ち止まったら、オヤツタイムが始まると学習する。オヤツをもらうためには犬が止まることが必要なため、より止まりやすくなる。

②リードをぐーっと引き動かそうとする
 ぐーっと、力を継続的に込めてリードを引くと、反作用として犬もぐーっと力を込めて踏ん張れちゃいます。力の均衡が保たれるので、結果として犬は動かないまま。また、より踏ん張って動かない姿勢を固持することを経験し定着してしまう。

③しゃがんで優しく声掛けする
 声掛けに喜びを感じる犬ならば、①と同様、声掛けを得るために止まりやすくなる。
 また、声掛け=指示 であり、犬に「動きなさい」と伝えていることと同義。指示して犬が動くなら問題ないが、動かない場合は「指示されても動かない」構図となり、「言うことを聞かない」、「指示に従わなくてもお咎めがない」、の経験をさせ、結果わがままな傾向を強めることにも。

④動くまで待つ
 短時間で動けば良いが、長時間動かないとなると良くない。犬の「動かない」アピールに対し、人が何も講じていないこととなり、犬が「自分のペースでいてもよいのだ」、「思い通りにことが運ぶのだ」と感じてしまう可能性も。結果わがまま傾向にも。

怖くて行けない、以外のケースのほとんどは、犬が「行かないアピールしたら行かなくて済んだ」経験を積み、学習した結果として、「動かない」を多発しているように感じます。
このようなことを繰り返すと、犬が場をコントロールできると感じ、人の言うことの重要性を低く位置付けることにも繋がります。犬が言うことを聞けない、わがままになる、というリスクもあるのですね。これは、社会性のある動物がゆえ、生じてしまうのは仕方のないことで、割り切るしかないです。

そこで、ひとつの対応策としては、犬が「動かない」を発動したら、「動かしてしまう」ことです。

犬「動きません」

人「いやいや、動け」

と犬に合わすことなく、ずんずん歩いてしまうのです。
このとき、リードはぐーっと引くのではなく、「振り」ます。チョイっと引き、緩め、チョイ、緩めを繰り返しつつ、足で前に移動します。
「歩きなさい」という意図を伝えます。

噛んでしまって動かない歯車を、ぐっ、ぐっと力を加えて回すイメージ。一度周り出すと、その後スムーズに回り始めます。

犬は、「動かないアピールはこの人には通用しないな」、「仕方ない歩くか~」と諦めモード(=従順)になって止まらずに歩くことが多いものです。

(行う際は、首輪、胴輪がぐずぐずだと、すっぽ抜けの命の危険性があるため、しっかり調整したうえで行いましょう。)

#ドッグスクール縁  #松江  #島根  #出雲  #雲南  #しつけ教室  #犬のしつけ  #ドッグラン
#犬  #しつけ  #ペット  #犬の知識  #考え方

【見た目で判断するな、とは言うけれど】生き物の世界では「見た目は超重要」なのは紛れもない事実のひとつでしょう。人間の社会では「人は見た目で判断してはいけないよ」とは言うものの、現実にはやはり見た目をかなり重視してしまうのです。極めてルッキズ...
03/12/2024

【見た目で判断するな、とは言うけれど】

生き物の世界では「見た目は超重要」なのは紛れもない事実のひとつでしょう。

人間の社会では「人は見た目で判断してはいけないよ」とは言うものの、現実にはやはり見た目をかなり重視してしまうのです。極めてルッキズム的で批判もあるでしょうが、これは人間の仕組み上ある意味仕方のないことだと思います。
「メラビアンの法則」という概念があります。人のコミュニケーションにおいて、言葉よりも態度や表情の方が強い印象を与える、というものです。

また、「ユニフォーム効果」の一側面として、服装によって、相手を威圧したり、権威的に感じさせたり、期待させたりすることもできてしまします。

見た目で判断してはいけないよ、といいつつ、レストランで身だしなみの悪い店員にサービスされたら、気分を害してしまう、ことは割と普通なのではないでしょうか?

言葉というツールを持つ人間でさえも見た目重視なのですから、動物ではもっと見た目重視なのではと思うのです。

昆虫の世界でも、あるハチは、おでこにある0個~3個の斑紋の数によって個体同士の強さを認識し合っているらしく、無駄な争いの回避などの寄与しているらしい。

「こいつなんか強そう」、「なんか弱そう」、だから「従っておこう」、「従わないでおこう」なんてことはごく普通に、日常茶飯事で起きているはずです。

見た目重視は、犬でも例外ではないはず。むしろ、「見た目重視で生きている」が自然の摂理に合っているのではないでしょうか?

そう考えると、犬から見られて「こいつ、リーダーっぽいな」、「従っとこう」と思わせるような立ち居振る舞いをしていくことが友好(有効)的です。見られて「ちょろい奴だな」と思わせないようにしましょう。

人間以外の動物は、人間よりも、見た目からの情報の重要度は増します。見た目で犬から判断されることは、大いにあるのです。

#ドッグスクール縁  #松江  #島根  #出雲  #雲南  #しつけ教室  #犬のしつけ  #ドッグラン
#犬  #しつけ  #ペット  #犬の知識  #考え方

【ぷにぷにの手が無くなる】隣で寝ている3歳の娘のちっちゃな手を、そっと握りながら僕も寝ようとしていました。握った瞬間、僕のざらざらの手がぷにぷにの手の感触を感じ取り、なんとも心地よく幸せになります。握ったまま、僕の手を軽く握り直したり、緩め...
28/11/2024

【ぷにぷにの手が無くなる】

隣で寝ている3歳の娘のちっちゃな手を、そっと握りながら僕も寝ようとしていました。

握った瞬間、僕のざらざらの手がぷにぷにの手の感触を感じ取り、なんとも心地よく幸せになります。

握ったまま、僕の手を軽く握り直したり、緩めたりすると、さらにその都度、娘の手の感触が鮮明に感じ取れます。

しかしです。握った手を全然動かさないと事態が変わります。

動かさずにじっと握ったままだけだと、なんと握っている感覚、触れている感覚、ぷにぷにが感じなくなってくるのです!!

「あれ? 握ってたはずだけど?」

意識的に、意識を感覚に移行して注意深く認知しようとすれば、なんとか握った娘の手の感触を感じとることができるのですが、

そうしなければ、感じ取れなくなるのです。換言して、脳が感じ取らなくなるのです。

脳みその仕組みとして、【繰り返し晒された刺激に対しては脳は鈍感になる】、というものがあります。

例えば、夏のセミが鳴きだした頃は、「セミが鳴きだした」と敏感ですが、ずっと鳴いてるセミには鈍感です。

また、冷蔵庫が静かに「うう~」と鳴っていることには気づかないが、突然鳴りやんだときと、鳴り出したときは敏感です。

半袖だったのが、長袖になったときの皮膚に触れる袖の煩わしさ。ほどなく気にならなくなる。

この娘の手の件で、「これが足るを知る」とか「幸せになるのでなく、幸せである」、「幸せに気づく」ことってこういうことなのかもしれないと気づきました。

日々暮らしているなかで、有難いもの、尊いもの、今しかない期間限定のもの、何気ない毎日はどこかの誰かが狂うほど欲しかったものかもしれない。

いつも毎日、同じことの繰り返しで、いろんな刺激に鈍感になってしまっている。

そこに存在しているいるのに、気がつけなくなっている刺激。
しかし、その刺激は本当は私たちを満ちたらせていることなのだと。

ワンコとの暮らしもそうなのでしょう。
気が付いていきたいものです。

#ドッグスクール縁  #松江  #島根  #出雲  #雲南  #しつけ教室  #犬のしつけ  #ドッグラン
#犬  #しつけ  #ペット  #犬の知識  #考え方

【人間だって、「その思考止めれ」言われても無理ゲーなんだから】人間は、一日に6万回の思考を行っているのだそうです。その8割はネガティブな思考で、95%は昨日と同じ内容なのだとか。ほとんどの場合、思考をしようと思って思考しているわけではなく、...
28/11/2024

【人間だって、「その思考止めれ」言われても無理ゲーなんだから】

人間は、一日に6万回の思考を行っているのだそうです。その8割はネガティブな思考で、95%は昨日と同じ内容なのだとか。

ほとんどの場合、思考をしようと思って思考しているわけではなく、勝手に脳内で思考が始まって、あれやこれやグルグル。
思考は、ほぼ自動運転です。止めようと思ってもなかなか出来ません。

「考えるな」、「思考するのを止めろ」と言われても出来ないです。

このことから、
人間にだって、「やめたくてもやめられない」、「勝手にやってしまう」思考や行為があるのです。

動物にだって、同じことが当てはまりませんか?

例えば、
人間は、思考を止められない。他人の目が気になっちゃう。集団で居たがり、仲間外れを排除・いじめてしまう。

犬は、すぐ匂いを嗅いでしまう。家の中から知らん奴が見えたら吠えちゃう。T字状の物が床を這うと興奮しちゃう。頼れ得る奴を敬ってしまう。

などなど。

人間にだって、やめられないことがいっぱいあるのですから。
犬にも犬の事情があることを認識してあげて、寛容になるのも、犬のしつけ者としてのレベルアップに寄与するはずだと思います。

#ドッグスクール縁  #松江  #島根  #出雲  #雲南  #しつけ教室  #犬のしつけ  #ドッグラン
#犬  #しつけ  #ペット  #犬の知識  #考え方

【心の柱を複数もつ】人の心が安定したり、復元力(レジリエンス)を持つためには、【依存先を複数持つことだ】。とは、Testosterone氏の著書『365日、絶好調で超ハッピーになれる言葉』に記されていた言葉です。依存先を複数持つことで、心が...
27/11/2024

【心の柱を複数もつ】

人の心が安定したり、復元力(レジリエンス)を持つためには、【依存先を複数持つことだ】。とは、Testosterone氏の著書『365日、絶好調で超ハッピーになれる言葉』に記されていた言葉です。
依存先を複数持つことで、心がいくつもの柱で支えられることになるため、盤石になる。もしも、一つの柱が折れたとしても他の柱で支えておくことができる。だから、沢山の「好きなモノ」を持て。という話。

もしも、依存先がひとつだけだとしたら、そのひとつが折れてしまえば、心が崩れてしまいます。「これだけが心の拠り所」では心許ない。

実は、偶然にも、まったく同じ話を、僕が犬の仕事上、飼い主さんにお話ししていて、数々の名著があるTestosuterone氏と考え方が一致したという点で、嬉しく感じます。

さて、犬にも同じことが言えると思います。
飼い主さんだけが拠り所になっていては、飼い主さんが傍に居なければ心が不安定になる。飼い主さん中毒、依存の禁断症状としての分離不安を呈することもあります。

様々な経験を通して、犬の好きなモノを増やせるといいですね。

例えば、散歩、ドッグスポーツ、他の犬との関わり、家族以外の好きな人、宝物探しワーク、運動、物を壊したりかじる行為、リラックスする時間・・・

#ドッグスクール縁  #松江  #島根  #出雲  #雲南  #しつけ教室  #犬のしつけ  #ドッグラン
#犬  #しつけ  #ペット  #犬の知識  #考え方

【静かにしていたら褒めましょう】は変?】例えば、ワンコがクレートやゲージ内でよく吠えることに、飼い主さんがお悩みだとします。このようなケースのとき、題名にある【〈静かにしているとき〉や〈静かになったとき〉に褒めましょう】と見聞きしたことがあ...
26/11/2024

【静かにしていたら褒めましょう】は変?】

例えば、ワンコがクレートやゲージ内でよく吠えることに、飼い主さんがお悩みだとします。

このようなケースのとき、題名にある【〈静かにしているとき〉や〈静かになったとき〉に褒めましょう】と見聞きしたことがある方、挙手。

お、多くの方の手があがりました。

多くの方に信じ込まれつつあるこの【(上記に同じ)】ですが、僕は疑問を持っているのです。

というのは、往々にして、犬がクレートやゲージ内で吠えている理由は、要求しているから。飼い主さんに対して、「出して出して」、「ねぇねぇ!」、「おいっ!」などと気を引いているのです。このような時、犬の精神状態は、リラックスでなく興奮モード。落ち着けないモードですね。

少し言い方を変えれば、「飼い主さんの存在を傍に感じているときに落ち着けないモードに陥ってしまっている」のです。落ち着けないモードが長く続いてしまうことは、精神衛生上良くありません。交感神経が優位となっている状態で、身体には負荷がかかり、免疫も下がります。

飼い主さんがいると落ち着けない、交感神経オンに陥ってしまうワンコ、ずっとソワソワしちゃうワンコ、ソワソワさせられているワンコは、見方を変えると可哀そうとも言えるかもしれないのです。

このような考え方を前提にすると、落ち着けているモード、静かにできてるモード、副交感神経がオン、という状態は、大変貴重、大切、素晴らしいのです。

それなのに、飼い主さんを傍にして、せっかく犬が落ち着いて、リラックスできているのに、このときに褒めるとワンコの気持ちはどうなるでしょうか?

きっと、喜ぶ(喜んでしまう)でしょう。興奮、落ち着かないモードに切り替わるでしょう。リラックスできない事態にもなるでしょう。

また、犬が静かにしているときに褒められていると、犬は「あ、この時(静かに休んでいるとき)も構ってくれるんだ!!」と学習します。期待感が膨れ上がって要求吠えをしていたのが、ようやく期待感が静まり諦めて落ち着いてきたのに、今度は静かになったら褒められて、また期待感がムクムク上昇。気持ちの乱高下が甚だしい。休めない精神状態を作られてしまいかねない。

これでは、いつ犬は精神的に休めるのでしょう?
人間でも、家でも仕事に追われていつも仕事モードで休息が取れない人が可哀そうなのと同じく、飼い主の存在を気にして休めない犬は可哀そうかも。

ですから、本当に犬に優しいのは、【犬が静かなときは褒めてはダメ】、【放っておく】ことなのではないでしょうか?

#ドッグスクール縁  #松江  #島根  #出雲  #雲南  #しつけ教室  #犬のしつけ  #ドッグラン
#犬  #しつけ  #ペット  #犬の知識  #考え方

住所

島根県
Matsue-shi, Shimane
6990406

電話番号

+819069660639

ウェブサイト

アラート

ドッグスクール縁がニュースとプロモを投稿した時に最初に知って当社にメールを送信する最初の人になりましょう。あなたのメールアドレスはその他の目的には使用されず、いつでもサブスクリプションを解除することができます。

共有する

カテゴリー