
25/03/2025
4月は狂犬病予防注射やフィラリア予防のシーズンです。 【狂犬病予防注射】 狂犬病はワンちゃんだけではなく、他の動物や人もかかる感染症です。発症すると有効な治療法はなく、ほぼ100%死に至るため予防が重要です。 そのため狂犬病予防法によってワンちゃんの登録と毎年の狂犬病予防注射が義務づけられています。 4-6月の接種が義務づけられており、世田谷区に在住の方は接種後に注射済票が病院にてお渡しできるので緑の封筒をお持ちになってください。 世田谷区以外の方は証明書をお渡ししていますので、証明書を持ってワンちゃんを登録している自治体で注射済票の交付を受けてください。 【フィラリア】 フィラリア症は蚊が動物の血を吸うことによって動物の体内にフィラリアという寄生虫が入り込み病気を引き起こす感染症で、主に心臓に寄生して肺や心機能を障害して発症する疾患です。 蚊が出る時期に予防薬を摂取することで発症を予防することができ、東京での予防期間は5-12月になります。すでに感染している状態で予防薬を摂取してしまうと一度に大量のフィラリアが死ぬことによって、食欲不振、流涎、嘔吐、ショックなどを起こしてしまうことがあります。 そのため予防薬を開始する前には、血液検査にてフィラリアの感染の有無を調べるか、年間を通して毎月必ず予防薬を摂取する通年予防をする必要があります。 詳細については、病院にお問い合わせください。 獣医師 鈴木航
4月は狂犬病予防注射やフィラリア予防のシーズンです。【狂犬病予防注射】狂犬病はワンちゃんだけではなく、他の動物や人もかかる感染症です。発症すると有効な治療法はなく、ほぼ100%死に至るため予防が重要です。.....