30/05/2024
●譲渡活動の支援のため、仔猫の不妊去勢手術をお願いします!
手術せずに譲渡することは、譲渡後に行き場のない命を産んでしまうリスクがあるため、譲渡前の不妊去勢手術を徹底する必要があります。
そのためには、獣医師の協力が不可欠です!
5か月齢以下での早期不妊去勢手術には
・乳腺腫瘍発症率の減少(3番目に多い猫の悪性腫瘍)
・生殖器の緊急疾患である子宮蓄膿症や異常分娩(難産)の排除
・4ヶ月齢以下もの早い時期で起こりうる予期せぬ妊娠の回避
・猫を手放す要因となるような問題行動を減少させる可能性
というメリットがある一方、特に副作用は報告されていません。
オスの早期手術で尿路疾患になりやすいという説も、実は事実はなく根拠がないのです!
実際、代表橋本獣医師が2017年からずっと2か月齢からの早期不妊去勢手術を行ってきましたが(2023年の4か月齢以下の手術923頭)これまで特に問題は報告されていません。
明かな科学的根拠のない「6か月齢以上まで手術を待つ」習慣を辞め、明らかなメリットのある「5か月齢以下での手術を」にシフトしていくべきです。
現に、米国では5か月齢までの手術が一般的になってきています。
詳しくは、こちらの文献をご覧ください。
https://spayvetsjapan.org/research/22052901.html
保護ボランティアさんだけが譲渡前不妊去勢手術をしたいと思っていても、獣医師の協力がなければ実現できません。
仔猫である方が譲渡されやすい、この時期は保護仔猫が次々とやってくるので、どんどん譲渡していきたい・・、という譲渡活動の現実がある中、6か月齢まで手術を待っていては譲渡活動を支えることはできません。
なかなか早期不妊去勢手術をしていただける病院が見つからないと悩んでおられるボランティアさんが多くおられます。
獣医師の、早期不妊去勢手術の実施を、何卒よろしくお願い致します!
・早期不妊去勢手術についての質問や、術式について,
いつでもご連絡ください!手術見学のご希望もお聞かせください! [email protected] 担当:橋本(獣医師)
繁殖予防病院では生後2か月程度から不妊去勢手術を承っています。早期の不妊去勢手術では成猫より低価格でお受けしています。是非ご利用ください!
●繁殖予防病院(南紀白浜) 木曜日開院
5,6月の開院日 5/30 6/13 6/20
和歌山県西牟婁郡上富田町朝来326-259
080-7471-7566
[email protected]