19/06/2024
短頭種気道症候群
(外鼻孔狭窄、軟口蓋過長症、喉頭小嚢外転)
短頭種とはフレンチブルドッグやパグ、チワワなどが含まれます。
要は鼻ペチャな子たちです。
ブヒブヒいったり、いびきをかいて寝たり、性格も明るく元気いっぱいで愛らしいこと間違いナシです。
ただ、前半部分、ブヒブヒいったりイビキをかくのは決して正常ではありません。
鼻の穴が狭く、一生懸命息を吸ったり吐いたりブヒブヒする事で、喉に強い力がかかります。
強い力がかかる事で喉がむくんだり、軟口蓋が伸びたり腫れたり、声帯の軟骨が変形したりしてイビキをかくようになり、さらに様々な呼吸器の異常が引き起こされます。
呼吸がうまくできなくなると運動不耐性や、失神、熱中症などを引き起こします。
コレらは自然に治ることはなく、基本的には悪化していきます。
また、変化や異常が進行してからの手術では効果が薄いため、当院では早期の手術をお勧めしております。
手術では、鼻の穴を広げて呼吸をしやすくする外鼻孔拡張と、喉の余計な肉を切除する軟口蓋切除術(➕喉頭小嚢切除)を組み合わせてやります。
今年もすでに4-5頭のワンちゃんの鼻を広げたり軟口蓋を切除したりしております。
全身麻酔であるリスクはありますが、それを秤にかけてもメリットが大きい手術だと考えております。
鼻が狭い、イビキをかくなど心配であればお気軽にご相談ください。
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