13/01/2024
被災された全ての皆様に心よりお見舞い申し上げます。
先日、多くのご支援を頂き被災地入りをさせて頂きましたのでご報告をさせて頂きます。そして実際に被災地を調査してメディアではあまり取り上げて頂けないペット達の状況をお伝えさせて頂くと共に重ねてご協力のお願いを宜しくお願い申し上げます。
まず初めに急ぐべき課題をご説明させて頂き募金のご協力を何卒宜しくお願い申し上げます。出来る限りの方に知って頂きたく拡散頂ければ幸いです。
今回の地震でペット達の問題は、地震の揺れや音に驚き、割れたガラスやドアの隙間などから逃げてしまって戻ることも出来ずに家族と離れたままになってしまってる状況がとても多い状況です。
この度の被災地域は木造に立派な瓦屋根の歴史ある建物が多く、家屋の傾きや倒壊が非常に多い点、また住んでらっしゃる方は高齢者が多く、ペット達を自由な状況で飼ってる状況が多かった為、ペット達は自己危険回避で逃げてしまって飼主は捕まえる余裕もなくご自身も避難するという状況がとても多く発生しておりました。
なのでペットの食事やトイレのお困りの事よりも、そもそもどこに行ったのかわからず心配だというのが多く発生している事実だと思います。
これに関して出来る限りの解決方法はペット達の捕獲(保護)
をして家族の元に戻す作業に必要な捕獲器などが必要と感じております。集まった寄付を活動に使わせてください、何卒宜しくお願い申し上げます。
極寒の中、病気や怪我、事故、野良野生化してしまう前に一頭でも多く家族に戻せればと願っております。
〜先日の物資輸送に関するご報告〜
皆さまの温かいご支援で約1,200kg、865点もの物資が集まりました。また募金箱やお振込にて多くの金額をご支援頂き126,682円が集まり優先必要物資を購入させて頂きました。
大変多くのご協力、心より感謝申し上げます。
仙台より新潟方面を経由して約10時間ほどで金沢まで到着して能登半島に入る有料道路にて警察が検問をしており、緊急車両類と一般車両を分ける中で事前に連絡をしていた事もあり石川県警が「ペット支援物資」は急務であると判断頂き道路を利用させて頂きました。改めてご理解頂いた石川県警の方にも感謝申し上げます。
まず対策本部のある役場に行き、避難所に向かう為の道路状況などを打ち合わせして避難所を11箇所ほど訪問させて頂きました。
ペット避難の状況で多くは1日や2日は多く犬猫が居たんだが、みんなに迷惑だからと無理に自宅に帰ったり、車で過ごしたり、ペットだけを家に置いてきたりという事でした。
避難所は基本的に動物は入れずに、この国の動物達に対する様々な感情に不甲斐なさや憤りを感しました、誰が悪い訳ではなく小さなな命に敬意と感謝を持って地位向上が必要だと痛感しました。
その中でも多くの被災ペット達に食事やトイレを多く届けることができまして、東北の皆さまに救われた事を忘れない、感謝を伝えてくださいと多くの方におっしゃて頂きました。
個人的で恐縮ですがご支援頂いた皆様を代表して全ての方にこの様に伝えさせて頂きました。
私達は東日本大震災の時に絶望を感じた中で、多くの石川県、全国、全世界の方々から助けて頂きました。
その時頂いた恩は忘れられません、返しきれません。
そして必ず復興する事も知っております、たった一晩車で走ったら着くご近所です、何度でも来ますから呼んでください。みんなで一緒に乗り越えましょう。
とお伝えさせて頂きました。
避難所の後は金沢でペット支援復興計画にご尽力されている方々と合流させて頂き、全ての物資を受け取って頂きました。今後も長い道のりになりますので継続的な支援を行ってまいります。
上記の文章中で誰も悪くないと表現しましたが、明確な悪がいると感じでます、それは私達のような人間です。
肉を食べ、品種改良して飼い慣らし、愛玩動物という謎の言葉を作り、保護犬という言葉を作り、誰から保護したのでしょうか、人間が作り 人間が飼い 人間が捨て 人間が保護する 全部人間の都合の中でループしている事であって、
元々は自然界に共存してきたんです、フランス犬は日本の野山では生きられないわけで、もうリセットは出来ない、でもこれ以上広げないでいい、私たちは動物達に好き勝手やり過ぎました、ペットショップなんていらない、ドッグランなんていらない。
近所で生まれた子犬を家族会議して飼い始まって、スーパーで健康なご飯買って、広い公園でいっぱい走って、災害があったら避難所で抱きしめる。それだけでいい
でも有事の際に人命が優先でもいい、でも動物達は生きていて物ではない。動物って漢字も変えよう。
どうか1人でも多くの方に知って頂き、ご協力をお願い申し上げます。皆で乗り越えましょう、祈りましょう。