YJK (山口獣医解剖）

08/07/2024

投稿論文の紹介（その２）です　2024.7.8
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jvms/86/1/86_23-0241/_article

イヌ胎盤についてトランスクリプトーム解析を行い、その中から妊娠血清において変動する因子（relaxin 2, lipocalin 2, and tissue factor pathway inhibitor 2）を同定した。また、イヌ妊娠血清からエクソソームを分離し、イヌ妊娠期間における動態、内部に含まれるRNAについて検証した。
Lita・蔵富ら、2024年

In general, humoral factors released from the placenta influence pregnancy progression, but the involvement of the canine placenta is often unidentifi …

08/07/2024

投稿論文の紹介です。2024.7.8
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/ahe.13071

眼球櫛は鳥類の眼底にあるひだ状の突起で、昼行性と夜行性の種で形態的な多様性がある。眼球櫛の生物学的機能は不明なままである。本研究では、先ず野鳥の 眼球櫛の形態学的および組織学的特徴を調べた。眼底に対する眼球櫛の面積 比は、昼行性種のほうが夜行性種より大きいことが分かった。アオバズクの 眼球櫛は、昼行性のミサゴ、ニワトリと比較して血管の分布と直径が極めて乏しかった。続いてニワトリの眼球櫛について、非視覚オプシン遺伝子の発現を調べた。RT-PCR解析により、Opn5L3、Opn4x、Rrh、Rgr遺伝子の発現が確認された。In situハイブリダイゼーション解析により、ペクテン血管周囲の非黒色化細胞にRgr陽性反応が分布していることが明らかになった。本研究により、眼球櫛が光を受容する器官としてとくに昼行性の鳥類で発達し、視覚機能の持続性あるいは周期的行動の発現に寄与しているという新たな仮説を提唱した。
日下部・瀬戸・原田ら、2024年

Anatomia, Histologia, Embryologia is a premier global anatomy journal for the latest research on anatomy, histology, embryology, and related fields.

06/09/2023

2023/8/3に、ニワトリの骨格標本作製のワークショップに、講師として参加しました。ときわ動物園が主催で、小学生～中学生向けです。夏休みの宿題にばっちりかな？
子供たちに動物に興味を持ってもえるような、アウトリーチ活動はウェルカムです。

20/12/2022

福岡市かわかみ動物病院、川上先生より良い物を頂きました。国試勉強中の六年生には、ブドウ糖補充にとても良いです。有難うございます