耳の中の映像です。
白い虫が動いているのが見えますね。
これが耳ダニです。
多くがペットショップやブリーダーから購入したばかりの子犬、外へ出る猫で見つかります。
子犬、子猫さんを迎え入れて1週間くらいたったら病院で健康診断を受けましょう。
外出する猫さんはノラ猫からもらいます。
耳ダニを予防できるお薬がありますので、外へ出る子はつけてあげましょう。
またまれに成犬でも見つかります。
頻繁に耳を痒がる子は必ず診察を受けさせてあげましょう。
☆手術直後の動画です。血が苦手な方はご遠慮ください☆
手術直後のハムスターさん
まだ意識が戻らず朦朧としているはずなのにむさぼるようにキャベツを食べてます。
この子に限らずハムスターはこんな風になります。
人間だとありえないですよね。
不思議です(^^;
診察室で撮影した映像です。
ノミ取りコームですき取りましたが一瞬で逃げられました。
ノミってめちゃくちゃ素早いし跳ねるんです。
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ノミは探さないと見つかりません。
探したって確実には見つけられない。
飼い主さんは気づいてなくて病院で見つかることって多いです。
探して見つけられるのは成虫だけ。
でもノミの生活環で成虫はたったの5%。
残りの95%はサナギ・幼虫・卵。
成虫を1匹見つけたらお部屋の中には2個のサナギ、7匹の幼虫、10個の卵があるんです。
ぞっとしますよね(゚д゚lll)
そうならないように必ずノミ・マダニ予防をしてあげましょう(^^)b
交配33日目
胎動してますね。
ちっちゃな心臓が動いてるのも見えます。
この頃の姿は人と変わりませんね。
胎児の頭からお尻までは20mm
1円玉と同じ大きさです。
ワンちゃんの妊娠期間は63日。
1ヵ月後が楽しみです(^^)
ミクロフィラリア(フィラリアの子虫)
フィラリア症の予防薬は5月末までに取りにいらしてください。
注射で予防される方は6月6日(火)までに必ずいらしてください。それを過ぎますと調剤済みのお薬がなくなり次第終了とさせていただきます。
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今年もすでに4頭のワンちゃんでフィラリアが見つかっています。
予防薬は5月から11月までの月末・計7回、忘れずに飲ませてあげましょう。
投薬を忘れてしまいそうな方は注射がおススメ。
1回の注射で1シーズン予防できます。
血液検査でフィラリアが見つかった場合でも早期(※)であれば駆虫が可能です。
時間と手間はかかりますが早ければ1年以内、遅くても3~4年あれば駆虫できます。
早期発見のためにも毎年の血液検査を必ず受けさせてあげてください。
湖北地域でのフィラリア症はまだ過去の病気ではありません!
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※:ここで言う『早期』は感染して1年未満です。この頃はまだ見た目で分かる症状は表れません。
よく
「元気だから大丈夫」、
「咳してないから大丈夫」、
「お腹膨れていない(腹水が溜まっていない)からフィラリアはいない」
と仰る方がおられます。
断言します。
これはとんでもない大間違いです!
「元気なくなる、咳する、腹水溜まる」はフィラリア症の末期です。
こうなると治療のしようがありません。
駆虫はできないし、間に合わない。弱った心臓は元に戻せないし、腹水をお薬でコントロールするのは困難。
できることはせめて体を軽くしてあげるためにお腹に針を刺して腹水を抜いてあげることだけ。
(ちなみに10kgくらいの犬で3~5リットルくらいのお水が抜けます。体重の30~50%ものお水が溜まるのでしんどいはずです)
決して油断せず、毎年の血液検査と予防を受けさせてあげてくださいね。
猫の発情
見たことない人にはよく分からない
でも目の当たりにするとすぐに分かるのが猫の発情。
飼い主さんが動画を撮ってきてくださいました。
黒猫さんがメス、アメショさんがオス(去勢手術済み)です。
メスがいつもと違う声で鳴く。
オスへすりより、お尻や尾を上げての猛アピール。
オスもメスが気になる様子。
発情中の猫の声は大きくて、酷いと飼い主さんが寝られないほど。
またオスを求めて外へ脱走することもあります。
発情を抑える有効な方法は避妊手術です。
発情中も技術的には手術できますが創が少し大きくなりますし、将来的に乳腺の疾患にかかるリスクが上がるとの報告がありますのでお勧めできません。
できるだけ発情前か、終わった後にしてあげましょう。
2~3月は発情のシーズンです。
ある日突然始まりますので、避妊手術をお考えの方は早めの予約をお勧めします。
もし手術日が近くなって発情が始まったら延期もできますので(^^)
しっぽふりふり
しっぽふりふり、大興奮のワンちゃん。
去勢手術後の抜糸で来院されました。
年齢は7ヶ月齢。
不妊手術は7ヶ月齢以上からお受けしていますので、適齢になってすぐの手術でした。
成長期の子は無邪気なので嫌なことを忘れてくれます。
成犬は「嫌なこと→トラウマ→病院嫌い」になりがちですが子犬はそれが少ない。
早期の不妊手術には病院嫌いになりにくい意外なメリットがあるんですね。
この子は2週間前に全身麻酔+手術したのに病院好きのままでいてくれました。
とても嬉しいですね(*^^*)
テレビの中の猫、を追いかける猫、を狙う猫
「テレビの中の猫、を追いかける猫、を狙う猫」
出演:大川ぽい子 (1人3役)
これだから猫は面白い(笑)
椎間板ヘルニア疑い。内服で驚きの回復。
2ヶ月前に突然後ろ足が動かなくなったダックスさん。
事情があり1ヶ月前に当院を受診。
後ろ足が動かないだけじゃなく尿の排泄も自力ではできない状態でした。
椎間板ヘルニアとそれに伴う症状(重度)が疑われ、早急なMRI等の精密検査と手術が望ましい。
しかし発症からすでに1ヶ月経過しており回復の可能性は10%未満
また高度な検査と手術には手間とコストもかかります。
そこで当院ででき、コストも抑えた治療を希望されました。
ご用意したのは消炎鎮痛剤とビタミン剤
椎間板ヘルニアの治療薬としては一般的なものです。
それを飲ませて1ヶ月後が掲載した動画です。
多少のふらつきは残るものの日常生活は問題ないレベルまで回復しました。
排泄もある程度は自分でできるようになったそうです。
これには驚きました。
正直なところ回復の見込みはほとんど無い(数%)と思っていたんです。
治療というのはやってみないと分からないものですね。
諦めずに投薬を続けた飼い主さんとそれに答えたワンちゃん。
双方の頑張りが報われてよかった(^^)
ぼんとココットの授乳体験
成長してもお母さんのお乳が恋しい“ぼん”と、出産経験無いのに授乳を受け入れる“ココット”
待合室の丸窓から覗けます
午前中はほぼ毎日(^^)
生まれたばかりの子猫
4月29日(金・祝)は休診いたします。
ご迷惑をおかけしますがよろしく御願いいたします。
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昨日は緊急の帝王切開が入りました。
ノラ猫さんで破水してから半日が経過しても胎児が出てこなかったとの事。
産道に1匹が詰まっていて母体も弱っていたためお腹を開きました。
詰まっていた子は残念な結果でしたが3匹の元気な子が生まれました。
今頃は保護主さん宅でお母さんのお乳を吸っているでしょう。
赤ちゃんはいつ見ても可愛いですね^^
ミクロフィラリア
先日撮影したばかりの動画です。
真ん中で2匹、うにょうにょ動いているのがフィラリアの幼生・ミクロフィラリアです。
今年も早速見つかりました。
当院はフィラリア症予防薬をご用意する前に毎年、血液検査を行っています。
フィラリアがいないかどうかの検査です。
年間に約320〜350頭くらい検査しますが、6〜10件は見つかります。
決して過去の病気ではありません。
必ず予防してあげましょう!
ノミ・マダニの予防も忘れずに(^^b
なごみスタッフは見た!
猫って賢くて器用ですね(^▽^;
久しぶりに見ました、トリコモナス。
下痢が続く猫ちゃんのウンチの中にいました。
楕円形(水滴様)の動いているやつがそうです。
単細胞の寄生虫です。
こいつがいると下痢が治らないので駆虫が必要です。
・・・が、薬がめちゃくちゃ苦い(><)
いつも「めちゃくちゃ苦くてすいません」と謝りながらお薬を
ご用意してます(^^;